2023年8月26日土曜日

同じ趣味の仲間を欲しいと思わない理由

同じ趣味の仲間が欲しいか?


そもそも、セミリタイア生活に友人など不要!
と考える人も多いようですが、
普通に考えれば、たまに飲みに行く友人くらいはいた方が良いかと思います。

そして、その友人と共通の趣味があって、
とことんその趣味について語り合いたい...
という方もいらっしゃると思います。

ただ、この共通の趣味の友人を持つというのはリスクも多く、
不快な思いをする源になるかもしれないと思っていて、
個人的にはそれほど欲しいと思っていません。

共通の趣味の友人を持つリスク


それでは、共通の趣味の友人を持つリスクとは何かですが、
以下のものが挙げられるかと思います。

① マウントをとられる
② ネタバレをされる
③ 細かい趣味の相違が問題になる

①のマウントを取られるというのは、
趣味の世界ではよくあることかと思います。

例えば、私は先日エラリー・クイーンシリーズを読破したと言いましたが、
そもそも推理小説好きとかいっていたくせに、
今までクイーンも読んでいなかったのか?
みたいなことを言ってくる人は一定数います。

私は別に評論家や研究者になろうというわけでもなく、
基本的には面白そうなものを気分次第で読むというスタイルなので、
過去の名作で読んでない本などいくらでもあります。

そんなことでマウントを取られるのはただ鬱陶しいだけです。

そしてそれは、②のネタバレに通じるものがあります。
ある作家の作品について話をしている時に、
これは〇〇の××という話を影響を受けていて...
みたいな読んでいない作品のネタバレをいきなりされることがあります。

これは映画評論なんかにも同じことが言えるでしょうし、
聞きたくもない蘊蓄を聞かされるのも同じ類の話だと思います。

そして一番深刻とも言えるのが、③の細かい趣味の相違です。
推理小説好きという点では一致しているとしても、
好きな作家が異なることは多々あります。

それは別に良いとしても、
自分が好きな作家がある人の嫌いな作家だったりして、
その点で議論が不愉快な方向へ行くことは結構あるのですね。
「何であんなのが面白いと思うんだ!」みたいに...

趣味は一人で楽しむ方が良いかな?


上記で書いた例というのは、概ね大学生頃の経験に基づきます。
共通の趣味がある人に関しては、
その趣味を通じて交友を深めるというよりは、
細かいところでかみ合わなくて疎遠になる方が多かった気がします。

なので、今となっては私生活では趣味の話をすることはあまりないです。

まあ、たまたま趣味がドンピシャ一致する人がいるのはラッキーとして、
積極的にそういった同好の士を求めるのはあまりお勧めできない感じですね。

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