節約系セミリタイア生活を礼賛するタイプ
貧乏セミリタイア生活とも言える、
極端にまで生活費を抑える生活を礼賛する人は多いですが、
そこに至るまでには以下の2つのパターンが考えられると思います。
① 一通りの贅沢を経験して節約生活に辿り着くパターン
② 最初から貧乏生活をしていて、それを継続するパターン
これについて考えますと、
本来はセミリタイアとかを目指さない方が良かったのでは？
というタイプの人がいるという疑念が出てきます。
一通りの贅沢を知っていれば問題はない
例えば、サラリーマンとして平均以上の生活をしていれば、
そこそこの家に住んで、時にはちょっと贅沢な食事をしたり、
旅行で豪華なホテルに宿泊した経験なんかもあるかと思います。
ただそんな生活よりも、貧乏でも良いから自由時間が欲しい！
といった感じで貧乏セミリタイア生活に入るのであれば、
贅沢な生活にはそれ程の価値を置かないライフスタイルを選んだということで、
充分納得感の得られる生活が過ごせる確率が高いと思います。
最初から貧乏生活を継続する
上記のケースとは異なり、社会人スタートとともに節約生活を開始、
極限までに生活費を切り詰めて、
20～30代でセミリタイア資産を築くというパターンもあるかと思います。
この場合、そもそも贅沢な生活など興味がなく、
雨風がしのげる家があって、とりあえず三食食べれれば、
あとは動画を見るなりゲームをするなりすれば、
それが一番幸せというのは説得力がある話ではあります。
贅沢を知っていたら違う方向性へ行くこともありうる？
しかしながら、贅沢な生活を実際に経験していたならば、
そちらから得られる効用の方が、
自由な生活云々より高いと思う人というのも出てくるんじゃないか？
個人的にはそういった疑問があります。
また、セミリタイアを目指す気持ちは変わらなくても、
もう少し経済的にゆとりのあるセミリタイアを目指す...
そういった方向転換もありうる気も致します。
まあ、そもそも贅沢とかに全く興味がない人が貧乏セミリタイアを目指すでしょうから、
こんなことは考えもしないとは思いますが、
実際に考えるのと経験するのは異なりますので、
一部の方は違う発想になるかもしれない...ということを思った次第です。
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