2023年8月27日日曜日

1億円でFIREは意味がないへの確率的反論

「たった1億円でFIRE」という批判


「1億円貯めてFIRE」というのは、
節約系FIRE希望者から見るとある種の憧れ的なものがあり、
また、4%ルールからしても年間400万円も使えるので、
日常生活的にも問題ない水準で過ごせるかと思います。

しかしながら、1億円貯めても400万円しか使えないでしょ?
そんなショボい人生楽しいの?
みたいな批判は、主として〇千万円以上稼ぐ成功者から聞かれれることが多いです。

〇千万円以上稼げるようになる確率


そりゃね、〇千万円以上稼げるようになれるのならば、
「1億円でFIRE」なんて目指さないと思いますよ。

ただ、〇千万円以上稼げるようになる確率がどのくらいあるのか?
極めて低い確率じゃないでしょうか?

〇千万円以上稼げる方の中には、
努力すれば誰でもオレみたいに稼げるチャンスがあるみたいに言う人がいますが、
これにはいつもちょっと違うんじゃないかと思っています。

まあ、私なんかは〇千万円稼げるための努力などしたことないので、
本当のところの確率はわからないですが...

400万円の支出で幸せになる確率


年間400万円も使えれば、普通に生活できるのはもちろん、
時々海外旅行に行くなど趣味にもそこそこお金が使えるイメージです。

ファーストクラスで移動して、超高級ホテルに泊まるのは無理でしょうが、
そんな生活はそもそも望んでいませんからね...

私など、たまに1万円超のホテルに泊まっただけで、
随分と贅沢したな~と感動すら覚えます。

実際問題として、普通の感覚の人であれば、
400万円も年間使えれば、金銭的な観点からは幸せになれるんじゃないでしょうか?

仕事しながらでは無理...


ただ、年間400万円使えると言っても、
普通のサラリーマンの仕事をしながらでは、
幸せになれる確率はグッと下がります。

拘束時間や人間関係、仕事のストレスなど考えれば当然の帰結ですね。

準富裕層レベルなら到達可能性は高い


実際問題、1億円の到達というのはハードルが高いですが、
そもそも年間400万円も使わないし、
セミリタイア的に多少の労働をするのも考えると、
1億円も必要ありません。

であるならば、準富裕層(純資産保有金額が5,000万円以上1億円未満)
を目指す形になるかと思いますが、
これならば、とてつもなく高いハードルというわけではありません。

この水準であるならば、誰でもは無理だと思いますが、
平均的な給与を得ているサラリーマンなら、
頑張れば達成できるレベルかと思います。

個人的には、超ハイリスクで〇千万円稼げるのを目指すより、
普通にサラリーマンをやって準富裕層でのFIREを目指す方が、
堅実な生き方のような気がしますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2 件のコメント:

  1. 手堅くいって企業でも経営陣クラスまでいけば可能かもしれんが、堅気の企業ならその時はもう60才近い感じになってるだろうからなあ。

    返信削除
    返信
    1. おっしゃる通りで、私の周辺の〇千万円稼いでいる人は60歳近辺の人ばかりで、何にお金を使うという感じでもなかったですね。

      削除