2023年8月25日金曜日

セミリタイア生活は忙しくはないが時間が足りない

「忙しい」のニュアンス


セミリタイア生活で忙しいという話を聞くと、
個人的にはちょっと違和感がありますね。

この事は何度か書いていますが、
改めてまとめてみますと、
「忙しい」という言葉には、
「やらされている感」というのがあって、
仕事みたいに自分の意志とは無関係にやらないといけないことが降ってくる!
というニュアンスがあるからです。

なので個人的には、
「セミリタイアしたのでゲームするのに忙しい」
みたいな表現には違和感がちょっとあります。

「時間が足りない」が相応しいのでは?


それでは、セミリタイアしてやりたい事がたくさんあって、
それに没頭している人はどういう表現を使ったら良いのかですが、
「時間が足りない」というのが良いのではないでしょうか?

前述のゲームするのに忙しいというのを、
「やりたいゲームが多すぎて、1日24時間では時間が足りない!」
みたいな表現であれば、よりしっくりくるのではないかと思います。

ちなみに今の私の生活で言えば、
推理小説の古典を読むことに多くの時間を使っています。

以前、エラリー・クイーンを読破したことを書きましたが、
今は、S・S・ヴァン・ダインの著作を読んでいます。

推理小説の古典と言っても数が多すぎるくらいあるので、
私の残りの人生ですべて読破するのは到底不可能、
これなどまさに「時間が足りない」が相応しいかと思います。

セミリタイア後に暇でツライはないな...


実際問題としては、セミリタイアしたら暇でツライと言う人も多く、
実際にサラリーマンへ戻る人も一定数いらっしゃいます。

ただ、個人的にはそのような経験をした記憶はなく、
むしろ、人生の残り時間を考えると、
圧倒的に時間が足りないという感じのが強いですね。

この辺りを考えますと、
「つまらない仕事なんてしている時間はない!」
というのが裏側からみた真実の気が致します。

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4 件のコメント:

  1. 時間ができてやりたいことが有っても、暑すぎる、寒すぎる、天気が悪い、休日の渋滞、眠たい、体の調子が良くないなどで思いのほか行動の自由が大幅に制限されていることに気が付くよな

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    1. おっしゃる通りで、私など、単純に体力低下で行動時間が制約されているのを日々感じます。

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  2. 50代半ばになると明確に体力、気力の衰え、怪我病気からの解決の遅さを実感するようになります。この状態でフルタイムの仕事をすることに健康上のリスクを感じるようになりました。資産に余裕がある人は仕事を辞めて楽しんだ方が良い気がしています。60過ぎの先輩達も、皆60台になって体が動かなくなったと言っています。

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    1. 私も一旦風邪などひいてしまうと、最低でも1週間くらいは引きずるようになりました。この辺りの体力低下というのは想定以上に進んでいて、仕事してたらしんどかっただろうな...というのは痛切に実感していますね。

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