2023年8月28日月曜日

【支出面】準富裕層FIREがコスパ最高と考える理由

準富裕層FIREが理想の支出的側面


昨日は準富裕層でFIREを目指すのが理想では?
というお話をさせて頂きました。

これは、支出が増えたら幸福度がどれだけ上昇するのか?
というのを考えてみると、より補強される考えだと思います。

この辺りを簡易的なグラフにすると以下の通りになります。





年間支出から見た幸福度


上記グラフですが、年間支出から見た幸福度を表しています。

一般人、貧乏FIRE、理想FIREの3パターンを記載し、
それぞれ、年間1,000万円を支出できた場合の幸福度を100としており、
支出可能額が0円から1,000万円に至る幸福度の変化を表しました。

一般人の価値観としては、給料が上がれば上がるだけ、
その分幸福度が増すという考えの人が多いかと思いますので、
幸福度は支出額に比例して上昇していきます。

貧乏FIREの場合、年間100万円もあれば生活できる、
それ以上稼ぐのは無駄!
また、これ以上お金があっても、
特に生活は変わらない!
という類の発言に基づきます。

理想FIREの場合、200万円までは幸福度が急上昇しますが、
そこから400万円までは上昇角度は鈍化、
さらにそれ以上となると、更に鈍化します。

独身男性の場合であれば、年間200万円も使えれば、
それ程極端な節約生活をする必要はないかと思います。

ただ、理想的な生活を求めれるのであれば、
旅行などの娯楽費、最新家電で家事を手を抜く、
自炊が面倒なので弁当・外食費用を厚く盛るなど、
こういった支出が可能であるなら、
あるに越したことはないかと思います。

ただそれでも、年間400万円も使うのか?
と言われると、そんなにいらない気がします。

FIREの4%ルールを考えれると、
この200万円支出に対応するFIRE資産というのが5,000万円、
400万円支出に対応するのが1億円ですから、
この辺りを理想とするのが、コスパ的に最強と考えるわけです。

理想的な支出ゾーンは200万円~400万円


一部の貧乏FIREの方が主張するような、
最低限の暮らしができればよいので、
年間100万円支出も1,000万円支出も同じというのは、
やはり無理があると思います。

ただ、1,000万円支出が100万円支出の10倍幸福かというと、
それもちょっと違うのでは?と思います。

なので、私が考える理想的な支出ゾーンは200万円~400万円、
このくらい使えれば、水道光熱費をそれほどけちることもなく、
チェーンの弁当屋程度は気軽に行くことができて、
旅行にも時々行けるという感じになるのではないでしょうか?

この辺の支出に対する感覚は個々人によって差はあると思いますが、
最低限これだけあればFIREできるでもなく、
FIREするならこれくらいの支出をしたいでもなく、
実現可能性と理想のFIRE生活のバランスをとって考えるというのも、
FIREプランとして有効ではないか?と個人的に考える次第です。
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