世代ごとに幸福度について
最近、20代は幸福度が低いとか、60代で幸福度が上向くとか、
世代的な幸福度を分析する記事が増えている気がします。
ただし、この手の分析は、年齢を経るごとに個人差が大きくなるという点には、
注意をする必要があると思います。
実際問題として、私の所属する50代について言えば、
極少数の役員クラスに上がって高給を獲得した人と、
リストラで正社員の職すら失った人とでは、
同じ50代という分類が意味をまるで持っていない気がします。
所得の平均値と一緒で、少数の人が平均値を上げていることはないのか?
ちょっとこの辺りは個人的には気になるところです。
最も幸福になる可能性もあるが...
私の所属していた会社でも、
ある程度の権限が持てるようになるのは50代からで、
全体の1~2割程度の方々はそれなりに活躍できるので、
彼らの幸福度はアップする可能性はありますね。
(プレッシャーが大変という声もあるが...)
また、理系の方の一部は、そういった出世とかとは関係なく、
ある程度好きに仕事ができるポジションもあったりしますが、
我々文系にはそういった仕事はないかな?
(一部例外的に法務職にはちょっとだけあるレベル...)
まあ、現在のサラリーマン事情はどこも似たり寄ったりの印象で、
全体的には50代サラリーマンの多くは行き詰まり感がある気はしますね。
50代で幸福度アップの為にはセミリタイア
リストラの低年齢化や実力主義の徹底化によって、
50代サラリーマンの多くは今後より不幸になるのでは?
という懸念が私にはずっとあります。
本当に会社を辞めるかどうかは別にしても、
50代では会社を辞められる準備というのは、
幸福度アップの為の手段としては有効だと思いますね。
私的には50代の幸福度が最悪になっていた可能性が高かったので、
世代別の幸福度調査みたいなものを見ると、
セミリタイアして本当に良かったと実感するわけです。
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