サイドFIREの分類
サイドFIRE自体には厳密な概念が存在しないようで、
低資産型FIREから実質的には完全FIREと思える方まで様々な方が、
サイドFIREを名乗っています。
彼らの主張を仕事をベースに私なりにまとめて分類すると、
サイドFIREは以下のようなカテゴリーに分かれると思われます。
① フリーター型
Uber Eatsや季節性労働で生活費を捻出するタイプ
② フリーランス型
趣味を仕事にするタイプ
③ ポイ活型
実質的に資産収入で生活していて、ポイ活程度の収入しかないタイプ
サイドFIREの出口戦略
③のケースは実質的には労働をしていないと思うので別にして、
①と②のケースでの共通の懸念は出口戦略です。
すでに十分な資産をお持ちでのサイドFIREなら問題ないですが、
低資産・収支均衡型のFIREであるならば、
いつまで働くつもりなのかという疑問が湧きます。
サイドFIREを公言する方の多くは若くして会社員を退職しているので、
それ程多くの年金を期待できないでしょうから、
場合によっては、好きでもない仕事を高齢になっても続ける羽目に陥る...
そのような可能性も否定できない気が致します。
サラリーマンで効率良く稼いだ方が良いのでは?
私が20~30代の時にはそもそもサイドFIREなどいう概念はなかったと思いますが、
仮にサイドFIREという概念を知っていたとしても、
サイドFIREは目指さなかったのではないかという理由がここにあります。
さらに、フリーターよりサラリーマンの方が時給換算では高いですし、
フリーター的仕事ならストレスがないというわけでもありません。
この辺りを厳密に比較してみないと、
サイドFIREが本当に理想的な生き方なのかは、
ちょっとわかりにくいのではないか?
と考えますので、次項ではこの点について分析してみたいと思います。
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