2022年9月4日日曜日

サイドFIRE研究 ② サイドFIREに出口戦略はあるのか?

サイドFIREの分類


サイドFIRE自体には厳密な概念が存在しないようで、
低資産型FIREから実質的には完全FIREと思える方まで様々な方が、
サイドFIREを名乗っています。

彼らの主張を仕事をベースに私なりにまとめて分類すると、
サイドFIREは以下のようなカテゴリーに分かれると思われます。

① フリーター型

Uber Eatsや季節性労働で生活費を捻出するタイプ

② フリーランス型

趣味を仕事にするタイプ

③ ポイ活型

実質的に資産収入で生活していて、ポイ活程度の収入しかないタイプ

サイドFIREの出口戦略


③のケースは実質的には労働をしていないと思うので別にして、
①と②のケースでの共通の懸念は出口戦略です。

すでに十分な資産をお持ちでのサイドFIREなら問題ないですが、
低資産・収支均衡型のFIREであるならば、
いつまで働くつもりなのかという疑問が湧きます。

サイドFIREを公言する方の多くは若くして会社員を退職しているので、
それ程多くの年金を期待できないでしょうから、
場合によっては、好きでもない仕事を高齢になっても続ける羽目に陥る...
そのような可能性も否定できない気が致します。

サラリーマンで効率良く稼いだ方が良いのでは?


私が20~30代の時にはそもそもサイドFIREなどいう概念はなかったと思いますが、
仮にサイドFIREという概念を知っていたとしても、
サイドFIREは目指さなかったのではないかという理由がここにあります。

さらに、フリーターよりサラリーマンの方が時給換算では高いですし、
フリーター的仕事ならストレスがないというわけでもありません。

この辺りを厳密に比較してみないと、
サイドFIREが本当に理想的な生き方なのかは、
ちょっとわかりにくいのではないか?
と考えますので、次項ではこの点について分析してみたいと思います。

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