サラリーマンは退路を断ってセミリタイアする
30~50代でサラリーマンを早期退職をしてセミリタイア生活に入る場合、
ある意味、退路を断ってのセミリタイアと言えるかと思います。
早期退職をしてセミリタイアしたのは良いが、
やっぱり自分には合わないのでサラリーマンに復帰するという場合、
余程の特殊能力やコネがない限りは、
従前と同じ条件で就職するのは困難です。
特に50代などは、給料が半分でも就職先が見つかるかどうかですから、
自ずと早期退職には慎重になるのではないでしょうか?
自営業で成功した人のセミリタイアは事情が異なる
そんなサラリーマンとは事情が異なるタイプのセミリタイアを
ネットの記事で見かけることがあるのですが、
それは自営業等で成功して億単位の資産を築きセミリタイアするパターンです。
例えば、投資で億単位の資産を築いたのでセミリタイアしたが、
刺激のない生活に飽きて再び投資の世界に戻ってきました!
というタイプのセミリタイア失敗談のようなものがあります。
ただこのパターンの場合、サラリーマンとは事情が異なり、
投資の種銭は手元にあるままなので、
すぐにでも現役に復帰することができます。
こういった方が仕事を辞めてセミリタイアしたけど半年で飽きたと言っても、
その半年はセミリタイアというより、
半年間仕事をしなかっただけで、
単なる休養期間だったのでは?という疑念を持ってしまいます。
動機も異なるケースが...
サラリーマンがセミリタイアを目指す場合というのは、
職場の人間関係やパワハラに疲れ果てて...といった切迫感がありますが、
富豪型のセミリタイアというのは、
お金もあるしこれ以上働かなくても良いか...
と言ったような、動機が曖昧模糊とした部分があるように思えます。
なので、こういった富豪型のセミリタイアというのは、
一般的なサラリーマンとは随分と違う印象があります。
それなりの資産を築いた方のお話はおもしろく、
参考になる部分は多いとは思うのですが、
ことセミリタイアについて語る場合は注意が必要です。
彼らの言う「仕事」というのはサラリーマンの仕事とは質的に異なるものであり、
また、仕事に復帰する難易度が異なるということは、
頭に入れておいた方が良いかと思います。
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