JR北海道・若手社員の流出深刻
JR北海道で若手社員の流出が深刻とありますが、
本文を読めば「なるほど!」と背景に納得できるものがあります。
"JR北海道で、2021年度の中途退職者(自己都合)が年間約200人と過去最多を更新する見通しであることが分かった。大半が10~30代の正社員で、19人だった11年度の10倍に膨らんでいる。新卒採用(21年春で250人)の約8割に相当し、人材流出は深刻だ。業績不振による給与の安さや将来不安のほか、町村部での勤務が敬遠される傾向が強いためだ。"(引用元)JR北海道、年200人が中途退職 21年度見通し 若手中心、流出深刻
記事には待遇面の不満に加え、町村部での勤務が敬遠とありますが、
入社面接時にどういって採用したのか?
この辺がポイントだと思います。
面接時の話と大きく異なる可能性
上記の記事の結びは下記のようになっているのが気になります。
"人材流出が特に深刻なのが、線路を管理する保線などの現場担当者。冬季の除雪を含めて鉄道の安全運行に欠かせないが、町村部の配属となることも多い。JR幹部は「入社後の配属は選べないと念押ししても、希望と違う地方の保線担当となって退職するケースが後を絶たない」という。(引用先同上)"
「入社後の配属は選べないと念押し」を本当にきちんとしていれば、
町村部に配属になっても若手の内に辞めない気がしますね。
むしろ、都市部での仕事をちらつかせてとりあえず入社させ、
入社したらこっちのもの!とばかりに地方に配属、
それは話が違うと辞める人が多いのでは?
なんてことを邪推してしまいます。
私が最初に会社を辞めた理由がまさにコレ!
私が最初に会社を辞めた理由がまさにこれでした。
私はサラリーマンとしてのキャリアのスタートは金融マンとしてスタートしましたが、
最初の面接のときに、
・市場部門で働きたい
・営業は嫌だ
と念押ししたにもかかわらず、キャリアの大半を営業として過ごし、
そこから脱出する見込みがないので会社を辞めました。
そろそろこういった一括採用みたいなものはやめて、
入社時の段階で配属がある程度想定できるような形にしないと、
同じように辞める人が増え続けると思いますね。
私なんかは最初の話と異なれば会社を辞めるのは当然という発想で、
むしろ残っている人を不思議な目で見ていました。
私と同様の発想の人はこれからますます増えると思いますが、
いかがでしょうかね?
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