ゆとりある薄給で良いのか?
給料が高いけど激務、給料が安いけど仕事が楽で休みもとれる、
どっちが良いか??というのは良く聞かれる話です。
キャリコネニュースで取り上げられている、
30代後半の男性(鹿児島県/IT・通信系/契約社員/未婚)は、
年収250万円 (手取り16万円) だそうですが、
このように結んで後者を選択しています。
" 「ひとまず、今を後悔しない生き方に専念し、ストレス過多で死ぬけど高給よりは、休みあるし楽な仕事だけど給料安い方が、ストレスは我慢出来るな……小さな幸せを見つけながら」"(引用元)手取り16万円の30代男性 「ストレス過多で死ぬけど高給」よりは「休みがあって給料安い」ほうが我慢できる、と語る
この感想については、私個人としては賛同できないところが大です。
雇用の安定についての疑念
こちらで取り上げられている男性ですが、契約社員とのことです。
楽な仕事で休みが取れるのは良いですが、
雇用の継続性に重大な疑義があります。
これから40代~50代へ突入していっても、
同じ職があるとは限りません。
また、サラリーマンである以上、
上司が変わっただけで仕事が楽でなくなったり、
休みがとりにくくなるということもあり得ます。
激務で稼いで早期退職
それだったら、激務でも良いから高給を若手の内に稼ぎ、
FIREを狙うという生き方の方が良いのでは?
という風に思いますね。
手取り16万円というのをベースに考えれば、
倍の手取り32万円を狙います。
生活水準は手取り16万円をキープすれば、
残りは貯金にまわすことができます。
そうなると、(32万円 - 16万円) × 12ヶ月 × 15.6年 で、
3,000万円のFIREの種銭を稼ぐことができます。
これは運用益を考慮していないので、
実際はもう少し早くFIREのエントリーラインに立つことができます。
となれば、30~40代でのFIREが可能ということになります。
この3,000万円を元手にFIREすれば、
年間4%の運用益で月10万円程のお金になりますので、
6万円はゆるいバイトでもすれば同じ生活はキープできます。
というより、サラリーマンを辞めればスーツ代やクリーニング代もいらないし、
付き合いでの出費なども減りますので、
同レベルの生活でも出費は減るでしょうから、
労働はもっと少なくても良い気がします。
「定年まで働く前提」しか考えないのがダメ!
「激務で高給 or ゆとりある薄給」という二択の暗黙の前提として、
定年までずっと働くというのがあると思います。
私も、上記二択であるならば、後者を選ぶ可能性が高いですが
(実際はどのくらい激務か?どのくらいの給与差かによるでしょうが...)、
これに早期リタイアというオプションをかませるのであれば、
断然、「激務で高給、しかしながら、早期退職する」という選択肢です。
もちろん、ゆとりある薄給でも仕事が好き、やりがいがある!
なんていう可能性はなくはないですが、
上記の例の契約社員も仕事はつまんなそうですからね...
それだったら、早期退職で労働から早めに解放された方が良いのでは?
なんてことを思いますけどね。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿