前項では、サラリーマン時代に身に着いたスキルについてレビューを致しました。
本項では、取得した公的な資格について述べてみたいと思います。
私は大学生時代からサラリーマン時代に至るまで、
資格取得にはそれなりの時間を費やしてきました。
なぜ資格取得か?と言われれば、やはり、客観的な実力を示す為には、
資格を持っているというのが、手っ取り早く、簡単に証明できると思ったからです。
自称専門家が多すぎる!
サラリーマンになってから多くの人を見て思ったことですが、
実際は大した知識もないのに、「私は〇〇のプロです」
みたいなことをいう人が多すぎます。
ひどい人になると、1ヶ月研修に行っただけなのに、
「〇〇業界に精通」みたいなことを平気で言ったります
(一時期、外資系で働いたときは、こんな人が多かったですね)。
その点、資格試験に合格していれば、少なくともその試験に
合格できるだけの最低限の知識があることは客観的に証明できます。
私は、ハッタリ的なことは嫌いなので、資格試験を重視したわけです。
実務経験 > 資格
ただし、有資格者よりも実務経験者が優遇されるのが世の常ではあります。
私は、転職活動の一環として、某外資系金融機関の経理部の面接に行った時のことです。
その時は、金融機関での勤務経験と米国公認会計士を保有しているので経理の知識はあります!と面接で申し上げたのですが、不採用となりました。
面接の時にも先方が言っていたのですが、「経理実務経験がないとダメ」ということでした。
正直、だったら採用面接に最初から呼ぶなよ!と思いましたが、
(その時はわざわざ有給休暇を取得して面接に行きましたので。。。)
それだけ、彼らの求めるぴったりとした人材がいなかったのだろうと思います。
転職活動ではこの実務経験の壁というのが立ちはだかります。
私で言えば、営業が嫌なので転職するのに、実務経験は?という聞かれ方をします。
語学力や経理知識などは、資格である程度証明できると思っていましたが、
この壁は中々越えるのは大変なのが現状でした。
では資格は役に立ったのか?
資格を取得することは、
・資格を持っているので、転職・昇進できる
・資格を取得する過程で勉強したことが生きてくる
という2つの効能があると思います。
セミリタイア後にサラリーマン生活を振り返ってみて、資格試験がどう活用できたのか?
また、何の役にも立たなかったのか(ひょっとしたら逆効果というのもありました)
についてまとめてみたいと思います。
本項は一般論ではなくて、あくまでも、自分の経験から述べています。
従って、同じ資格を保有している方からみて違和感を覚えることもあるかと思いますが、あくまでも「私の経験」および「私の解釈」ですので、そこを前提をお読み頂ければと思います。
また、これから、これらの資格取得を目指す方の参考になれば!
と思い書いた部分もございます。
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