2017年10月2日月曜日

退職を切り出して会社を辞めるまで ③ 一応退職を慰留される

退職を慰留する条件がひどすぎる

上司に無事退職する旨を伝えたので、後は引継ぎをするだけです。
とは言うものの、退職を伝えてから1週間は何の音沙汰もありませんでした。

1週間後くらいに、上司に呼び出されたので、「いよいよだな!」
と思って面接室へと向かいます。
しかし、そこで言われたのは「退職を慰留する」というものでした。

退職を慰留する条件として、

・組織再編が一段落した時点で異動してもらう

・移動先の部署は〇〇である

・今すぐ返事をしてもらわなくてもよい

というものでした。

セミリタイアという決断を別にして、私が会社を退職する理由の1つは、
入社時に約束されていた、「5年程度で異動がある」
という条件が全く守られなかった、ということにあります。
結局、十数年間も同じ部署で働くことになりました。

退職条件を吟味すれば、「組織再編が一段落したら異動」というのは、
組織再編が一段落しなければいつまでもこのままということです。

また、移動先として提示された部署は、
自分がやりたい仕事とは恐ろしくかけ離れている場所で、
なおかつ、転勤を伴うものです。
正直、普通にサラリーマンをしていた時でも、
そこに異動しろと言われても断るところです。
(実際にそこは嫌だ!と言ったことがあります。)

そんなわけで、この条件を聞いた時に激昂しそうになりましたが、
冷静に、「今までの会社の評価が低すぎるので辞めるのです」とだけ言って、
その場で断りました。

(実はその後、どこの部署だったらいいんだ、みたいなことを聞かれましたが、
 これ以上この会社で働く気は全くない、とキッパリ断りました。)

インターネットで情報を色々検索しても、

「会社側が引き留めに提示した条件を守らないことが多い」

という投稿が専門家・当事者から多数あります。

私のケースで言えば、そもそも、面接時の約束を守らない会社が
何を言っても信用できるわけがありません。

ちょっとでも退職を思い止まる気がある、と思われないためにも、
キッパリと断ってよかったと思います。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿