「外資系OLは見た! 世界一タフな職場を行き抜く人たちの仕事の習慣」
を読み返してみました。
本書は、地方の三流私立大学(自称)出身の著者が外資系企業への転職に成功し、
そこで見てきたことをユーモラスに描いた一冊で、
なかなか面白くて一気に読んだことを思い出します。
私も、3年間と短いながらも外資系企業に勤務したことがあるので、
実感として膝を打つ部分も多数ありました。
「お前はだれのために働いているか知っているか?」
と聞かれて、上司の答えが
「俺だよ、俺のために働いているんだよ」
というくだりです。(p67)
本書では、そういった上司対策として
「すべての行動が、上司の利益につながるように動かなければいけないのです。」
とある種の解決策が提示されています。
外資系勤務時代にも、自分にはここまでストレートな物言いをする
上司はいませんでしたが、これを読んで感じたのは、
外資系企業のある種のわかりやすさですね。
日系企業ではこうはいきませんね。
上司の評価より人事部の評価が重要だったりしますし、
この人事部の評価とかが不明瞭この上ないですから。
日系企業勤務で転職やセミリタイアに踏み切れない理由の一つに、
この人事評価の不明瞭さがあるでのは?と思います。
来年は給与があがる可能性がある、昇格する可能性がある、
だったらもう少し頑張るか?という罠です。
私もボクシングの試合みたいに、「公開採点制度」が導入されていれば、
もっと早くにセミリタイアへ舵を切れたのにな!と残念に思います。
サラリーマンを辞めた結果みると、もし自分の評価を客観的に把握できたならば、
5年くらいは早くセミリタイアできたでしょうから。。。
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