2017年10月27日金曜日

忙しいのが偉い!に異議あり!

忙しいのは偉いのか?

私が昔から違和感を覚えていることに、

「忙しいのが偉い」

みたいな風潮があることです。

私は忙しいのが嫌で、暇になりたかったのでセミリタイアしたので、
忙しいのが良いみたいな価値観とは相容れません。

特に嫌だったのが、会社でよく見かけるタイプで、口癖のように忙しい、
「忙しい」を連発しながらもどこか嬉しそうな人です。

正直、本当に忙しい人は、忙しいという暇もないほど忙しいので
そんなこと言わないと思いますが。。。。

「忙しい」のタイプを分類してみる

そんなわけで、今回は「忙しい」ということについて自分なりに考えてみました。
「忙しい」の分類を3つに分けてみました。

① 受動的な忙しさ

自分がトラウマ的に嫌な忙しさです。
要するに、間断なく仕事が押し付けられていて、
常にペンディングをいくつも抱えている、
締切前には徹夜もありといった状態です。

私も忙しい時は、複数の案件を同時進行しつつ、
思いついたようにあれ作れこれ作れのような指示が飛んできて
心の休まる暇がないような状態がありましたが、
仕事の忙しさからセミリタイアを目指すのはこのパターンかな?
と思います。

② 能動的な忙しさ

職務に忠実なのか、義務感からなのか、はたまた単に仕事好きなのかわかりませんが、
自分で積極的に仕事を作るタイプの忙しさです。
フリーランスの方などで、自分の好きなことを自分が好きなだけやるのは
ある意味羨ましくもあります。

基本的には自分が好きで忙しくしているので、セミリタイアとは無縁の方々でしょう。

ただし、サラリーマン(上司)がこのタイプですと、
周り(部下)へ負担を強いることになるケースがあり要注意です。
経験上、部下はタダ働きになるケースが多いと思います。

上記2つは仕事関連ですが、次の「自称忙しい」は少々質が悪いです。

③ 本当は忙しくない

私の趣味は読書なので、サラリーマン時代から図書館通いが習慣になっていました。
ある時、週末は土日のどちらかは必ず図書館へ行く、という話になった時に、
ある人から「週末によくそんな暇がありますね~」ということを言われました。

私は暇だろうが忙しかろうが、自分にとってPriorityが高い行動なので
図書館に行くわけですが、その人の目にはそうは映らないらしいです。

その人が何を言いたいかというと

「自分は週末は習い事がびっしり入っているので、
図書館なんかに行く暇がある人は羨ましい」

ということらしいです。

その習い事とやらは、別に誰に頼まれてやっているわけではなく、
自分が好きでやっていることでしょう。
私から見れば、暇だから週末習い事ができるんだろ!と思うわけですが、
この方のお考えは違うようです。

暇>多忙がセミリタイアの価値観

どうも世間一般の風潮として

「忙しい事は暇なことより偉い!」

という価値観をお持ちの方が多いのでは?と思います。

セミリタイアは

「自分にとって、暇な事は忙しい事より良いことだ!」

という価値観と考えると、真逆の発想かと思います。

どんな価値観を持とうが人それぞれですが、
このDiversityの時代、暇>多忙という価値観も認めてもらいたいものです。

忙しいから偉い!という自慢を聞くのは結構しんどいので。。。

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