家政婦を雇うべきか?
自分が感銘を受けた、というより、
「う~ん、そういう考え方もあるか!」と思った本に、
あなたを幸せにするお金のレッスン80 (sasaeru文庫 あ 2-1)
があります。
本書自体は女性向けの自己啓発本的な内容で、
すべての内容に共感できるわけではありませんが、
4コマ漫画付きの非常に読みやすい本です。
その中で特に印象的な箇所は「時間をお金で買う」という考え方です。
レッスン53自分の時間はお金で買える時代ですよ! (p136-137)
では、家事代行サービスを使うことのメリットを説きます。
「家政婦さんも1時間1500円から頼めるケースもあります。
1回で6000円、ひと月に2度お願いしても12000円。
外食の回数を減らす程度ではないでしょうか?(中略)
そうして時間をお金で買ったことで空いた時間を、
読書やお稽古事、時には休息にあてることが出来るわけです。」 (p136-137)
レッスン54 タクシーを有効活用することの多大なメリット(p138-139)
でも同様の趣旨でタクシーの有用性を説きます。
「私は月給20万円そこそこの時でも、タクシーを有効活用していました。
そうして時間をやりくりしたことで、ほかの社員より評価されたり、
新しい仕事のチャンスが舞い降りてきたことがありました。」(p138-139)
家事代行については、逢坂さんの意見に触発されて、
サラリーマン時代にお願いしようかな?と思ったことがあります。
確かに、家の掃除や片付けで土日に休む暇がなければ
通常の仕事に影響することもありますし、
お金で買った時間を投資の勉強にあてるなどするれば、
元が取れるかもしれません。
ただ結局のところ導入を見送ったのは、
部屋が散らかりすぎているという問題
(とても家政婦さんに見せられるレベルではない!)に加え、
お金で買った時間を本当に有効に使えるか疑問に思ったからです。
家政婦さんだけ雇ってその間ぼーっとしていた!では投資としてはダメですからね。
タクシー問題については、まず、仕事の移動を自腹でタクシー!
はちょっと自分には考えられません。
私生活で時間を節約するためにタクシーというのも自分がそこまで忙しいかな?
と考えると二の足を踏みます。
むしろ、タクシーで行くのが一般的なところを歩いて節約してお金を浮かす、
という発想のが多かったですね。
スポーツクラブなどお金を払って運動するわけですから、
歩ける範囲は歩くというのはお金を貰ってトレーニングと同じです。
結局のところ、自分がセミリタイア資金を貯めるのに実行していたのは
「時間をお金で買う」
というより
「時間を使ってお金を浮かす」
という発想でした。
これはこれでそれなりに有効だったのかな?とは思います。
でも何かモヤモヤ感みたいなものが残るんですよね。
家政婦さんを雇っている間に投資戦略のひとつもビシッと立てて収益をだして、
部屋もその間にプロの仕事でビシッと片付いている!
そんな生活に憧れないわけでもないのです。
でもまあ、ちょっと自分にはハードルが高かったような気がしますね。
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿