2018年2月21日水曜日

「お金に働いて貰いませんか?」と言われてちょっとムカつく

銀行窓口で素人扱いされる?

手続きの関係で銀行の窓口に行く機会がありました。
普段はネット銀行をメインに使っているので、
ATMはセブン銀行かイオン銀行しか使いません。
そんなわけで銀行そのものに行くのも久しぶりです。

手続きが一通り終了して、恐らくマニュアル通りなのでしょう、
金融商品を勧めてきました。

勧めてきた商品は、定期預金金利を短期間のみ高金利をつけるかわりに、
投資信託などのリスク商品を販売するというお馴染みの「抱き合わせ販売」です。
定期預金の高金利は、投資信託の手数料であっという間に消えてなくなるので、
それなりに金融商品に詳しい人であればまず手を出さない商品です。
もちろん、偶々購入しようと思っていた投資信託が対象だった!
というケースは別でしょうが、まあそんなケースはほとんどありません。

そこで言われたセリフが、

「金利も低いので、そろそろお金に働いて貰いませんか?」

というセリフです。

私はこのセリフを聞いた時に不覚にもちょっとムカついてしまいました。
ムカついた理由は以下の事が一瞬で頭をよぎったからです。

・別に全財産をここに預けているわけではない
 既に投資は別のもっと手数料が安い会社で行っている
・こちとら投資歴30年を超えるベテランである
・そもそも自分は金融商品を販売する側だったのだ!

もちろん、その恐らく20代と思われる女性行員に対しては、
「全く興味がありません」と丁重にお断りしました。
この「全く」という言葉に自分の多少のイラつきを
感じ取ってもらったかどうかはわかりません。

元同業者に対しては視線が厳しくなる!

私が本当に様々な金融商品に精通しているかはさておき、
いきなり「素人扱い」のこのセリフは頂けませんね。

半年程前に別の金融機関に行ったとき応対した
自分と同じアラフィフくらいの行員は、
事前に投資経験の有無などを確認の上で
セールスをしてきました。

この辺りはベテランと若手の差かもしれません。

さて、私が何が言いたいかといいますと、
やはり「元同業者に対しては見方が厳しくなる」ということです。

自分が金融機関の窓口を担当していた時分でも、
かなり些細なことで怒られた経験があります。
特に先方が知っていることを説明すると、
「そんなもん知っとる!」と怒られることが多々ありました。

そんなわけで、冒頭のセリフに対しても過敏に反応してしまいました。
自分が同じこと言ったら確実に何人かからは怒られていただろうな、と。

20年も前に辞めた仕事の事を思い出して不愉快になるなんてのは、
非常に非生産的な事なので止めにしたいのですが、
何か思い出してしまうのですね。

些細なことで腹を立てずに、穏やかに生きていきたいものですが。

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2 件のコメント:

  1. 見た目があまり金にがつがつしてない感じなんじゃないですか?
    その方が印象は良いと思います。

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    1. 確かにビシッとした格好では行きませんでしたので、いわゆる普通の近所のおじさんに見られたんだと思います。

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