2018年2月5日月曜日

セミリタイアの適正年齢を定量的に分析する

昨日のエントリーでは、
セミリタイアの適正年齢を自分なりに定性的に分析しました。

今回は、セミリタイア最適年齢を計量的に分析することに
チャレンジしてみました。
もちろん、私レベルの人間が誰もが納得できる理論を構築できるはずもないので、
あくまでも「余興レベル」という前提で広い心で見てください。

【前提条件】

・お金の価値は年齢とともに低下していく

・時間の価値は年齢とともに上昇していく
 → 若い頃の賃金は安く、年齢・キャリアを重ねるごとに賃金も上昇します。
  若い頃は時間がたっぷりありますが、
  年齢とともに人生の残り時間が少なくなります。
  そんなわけで、若い頃のお金の価値は高く、時間の価値は低い。
  一方、年をとるに従って、その価値は逆転をし、
  年をとってからはお金の価値は相対的に低く、時間の価値は高くなっていきます。

・お金/時間ともに価値の増加・減少は線形 (linear) と仮定

・仕事はつらいもの、できればしたくないものと考える
 → 「仕事が生き甲斐」とか「仕事しているのが一番楽しい」
  という人はセミリタイアしようなんて思わないので、ここでは扱いません。
  仕事はあくまでもお金を稼ぐ為に嫌々やるという前提です。

① 50歳でセミリタイアするのがベストシナリオな場合

















成人年齢の20歳をスタートラインと置きます。
20歳のお金の価値を100とし、時間の価値を10と仮定します。
(貴重な青春時代をそれほど時給の高くないバイトに費やすことを考えると
 まあこんなものかな?と思います。
 もちろん、前提条件はかなり恣意的です。)

80歳まで生きるとして、80歳でこの価値がちょうど逆転、すなわち、
80歳のお金の価値は10とし、時間の価値を100とします。

そうしますと、お金と時間の価値がクロスするのが50歳です。
50歳以降は、時間の価値がお金の価値を上回っていくので、
働くのは人生において得策ではありません。
従って、この前提ですとセミリタイア適正年齢は50歳になります。

② 65歳でリタイアするのがベストシナリオな場合



スタートラインを同じ前提で考えます。
65歳でリタイアするという、現代の平均的ケースが理想的と考えると
時間・お金の価値観の推移はこうなるのではないでしょうか?

ここから導き出される仮説は、
定年まで働く人はセミリタイア者にくらべて、
「お金の価値を高く見て、時間の価値を低く見ている」
ということかと思います。

③ お金大好きなので生涯現役
















一方、仕事が好きでもないのにお金が大好きで生涯現役!
というケースは上記のようになります。

穴だらけで突っ込みどころは満載の分析ですが、
(分析ですらないかもしれませんが。。。)
自分のイメージ的には何となく正解に近いかな?
と勝手に思っています。

私個人の時間とお金の相対的価値観を考えてみると、
明らかに①のグラフであって、②のグラフではありませんから。。

追伸) 会社辞めてから初めてExcelを使いました

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