2018年2月17日土曜日

「サラリーマンの勝ち負けは年収で決まる」と言われたら?

サラリーマンの勝ち負けは年収だけで決まるのか?

とある友人に
「サラリーマンの勝ち負けは年収で決まるんだよ」
と突然言われたことがあります。

この発言自体はかなり唐突に言われたのですが、
思い返せば伏線はあります。

この発言の2時間前くらいに2人で酒を飲んでいて、
「自分は閑職だったので比較的早く帰ることができる」
「毎日深夜まで残業しているエリート社員より、
自分の方が時給が高い」
というような事を私が自虐的に語っていたのですが、
恐らく彼はそういう考えがお気に召さなかったのでは?
と思います。
(その時は何も言っていたなかったのですが。。。)

その時自分の頭の中には「セミリタイア」という概念があり、
セミリタイアをしないまでもサラリーマンであるならば、
私生活が完全に犠牲になるエリートコースより、
時間の融通の効く窓際コースの方が良いな、
なんてことを考えていました。

もちろん自分は積極的に窓際コースに行こうと
思っていた訳ではありませんが、
仕事量を考えたら偉くなるのも考えものだ、
というのもあると思っての発言で、
「なるほどそういう考えもあるね」
と少しぐらいは共感があるかな?と思ったら
これが全否定されたというわけです。

セミリタイア生活は勝負を超越したもの

私はこの発言を聞いて「頭にきた」とか
「残念だった」という感覚はありません。
ただし、自分のセミリタイア的発想を言うにしても、
相手を見て言わないと全く話がかみ合わないな、
と思いました。

サラリーマンの窓際コースが負け組ならば、
負け組サラリーマンからのセミリタイアは超負け組です。
(巨万の富を得てセミリタイアする人は勝ち組だと思いますが。。)

セミリタイア生活はサラリーマンの勝負を降りた、
もっと格好良く言えば、
勝負を超越したところにあると思います。

この辺りの価値観なり感覚と言うのは一般的には理解されないだろうな、
と言うのを彼の発言で思い出すのです。

こんなことからも、基本的には自分が会社を辞める時も
セミリタイアすると言う事は一切言わず、
次の職に向けて準備をするというような曖昧な表現を使いました。

セミリタイアの魅力を語って負け惜しみみたいに思われるのは
やはり気分の良いものではありませんからね。

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2 件のコメント:

  1. 根本的にサラリーマン自体が負け組だという事をほとんどの人が理解してないんだと思う。

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  2. なるほどそうですね。そう考えると「勝ち組気どりのサラリーマン」が滑稽に見えてきますね。

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