サラリーマンの年収のピークは40代~50代
40代~50代でセミリタイアする場合、
まずは問題なのは十分な貯金額があるか?
会社を辞めた後に副業・投資などから十分なキャッシュフローがあるか?
という問題がクローズアップされるのは当然の事です。
しかしながら、精神的かつ気分的な問題として考えねばいけないのは、
年収がキャリアハイの時に会社を辞めれますか?
という問題もあるのではないかと思っています。
会社によっても、出世具合によっても異なりますが、
サラリーマンの年収のピークは40代~50代かと思います。
せっかく給料が上がってきて初任給の2~3倍くらいになったのに会社を辞めれるか?
セミリタイア生活に失敗して再び再就職でバイト生活ならば、
初任給以下になる可能性もあるでしょうし、
サラリーマン時代と同じ給与を貰うのは至難の業ではないかと思います。
要するに辞めたら後戻りできないのです。
そういった既得権益的なポジションを捨てられるか?
実はこれが結構大きな問題ではないかと思います。
51歳貯金1億3000万円の人もこのパターンかも?
最近セミリタイアブログでも多く取り上げられている
51歳貯金1億3000万円。早期リタイア生活は怖いです
のケースもこの文脈で説明できるのでは?と思います。
夫婦2人で51歳で資産が1億3000万円もあれば早期リタイアなんて超可能です。
しかもこの人8,000万円の一戸建てに住んでてこれは資産に入っていません。
こんなの著名FP様のお手を煩わせる問題でもなく、
また、細かい計算も不要なレベルです。
これで早期リタイアできなきゃ一般人の早期リタイアはほぼ不可能ですね。
それよりもこの夫婦の手取り年収が
夫:1,450万円
妻:550万円
ということに注目です。
夫の手取年収が1,450万円と言うことは年収は2,000万円クラスでしょうかね?
どちらかというとこの「既得権益」を失うことへの抵抗が大きいのではないか?
そんな風な印象を持ちました。
例えば、もしもこの人の年収が200万円ならどうだったか?
会社なんかとっくに辞めてると思うんですよ。
給料が下がる年齢を目標にするのもありかも?
昨今の実力主義という怪しげな評価制度の導入により、
給与のキャリアハイが従来より下がっているように思えます。
一般論で言えば遅くとも55歳くらいがMAXかと思いますので、
そこを早期リタイア目標年齢にするというのもありかもしれません。
なので前述の51歳の方にアドバイスするとしたら、
・本当は今の年収&ポジションを失うのはもったいないと思っているのでは?
・もしそうなら、給料が下がるタイミング(役職定年とか)まで働いたら?
・逆に役員とかになって年収が増えたら、あきらめて?働けるまで働きましょう!
といったところですかね?
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