2019年2月11日月曜日

50歳過ぎて仕事のモチベーションを維持するのは不可能

サラリーマンの雌雄は40歳でほぼ決する

サラリーマンの場合、40歳くらいで出世競争の勝敗がほぼわかります。
40歳まででも、エリートと非エリートは待遇が異なるのはもちろんですが、
仕事内容・待遇に圧倒的な差がつくのは部長クラスになれるかどうかです。
会社によって差はあるかと思いますが、
私の経験・知識の範囲内で述べてみたいと思います。

部長というポジションで得られるものは以下の通りかと思います。

① 決裁権限
② 下請作業・雑用からの解放
③ 給与の大幅アップ

順番に見ていきたいと思います。

① 決済権限

課長クラスですとほとんど「プレイングマネージャー」です。
課長自身も担当を持っているので、現場担当者と基本的な仕事は変わりません。
立場的にはせいぜい「アニキ」程度です。
部長になって初めて自分の裁量で仕事の舵取りができると言えます。

② 下請作業・雑用からの解放

部長になって初めて細かい作業をやらなくてすみます。
課長以下ですと単純作業や雑用に多くの時間を取られます。

③ 給与の大幅アップ

課長になると残業がつかないから給与が下がった!なんて悲劇がありますが、
流石に部長ともなるとそのようなことはありません。
課長に比べて1.3倍 ~ 1.5倍は最低でもらえるイメージです。
同年代の平社員だったら倍以上にはなるでしょう。

50歳過ぎて仕事のモチベーションを維持するのは不可能

要するに、50歳ともなれば「命令する人」と「命令される人」に分かれるのです。
圧倒的多数の命令される側に分類された人が、
この先70歳まで仕事のモチベーションを維持することは可能か?
私個人で言えば不可能です。

お金がなくて働かなきゃいけない人は働くでしょうが、
これ以上待遇が良くならないことがわかってるのに
真面目に働くなんてのはちょっと私的には考えられないですね。

実際に、役職者だったときは率先して残業をこなしていた人が、
役職定年後は誰よりも早く定時で帰るなんて例は結構ありました。
これなどモチベーションの低下以外の何物でもありません。

私は40歳の段階でほぼほぼ出世できないのがわかったので、
本格的にセミリタイアへ舵を切りました。
それから5年程経過して年下の部長が着任したのが、
私にとっての "point of no return" ですね。
これでサラリーマン継続は完全になくなりました。

仕事を続けてもツマラナイのがわかっていながら
働き続けるという選択肢は私にはなかったので、
自分にとってはセミリタイアというのはある意味当然の帰結でもあるわけです。

  にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿