2019年2月16日土曜日

退職に際して気をつかったこと ~ 引継・スケジュール・お金 ~

退職に際しての問題点をピックアップする

昨日はコカ・コーラの希望退職のニュースを取り上げて、
素朴な疑問として退職に伴う引継ぎはどうするのか?
経営陣は現場の事を考えていないのではないか?
というエントリーを書きました。

人一人が退職すれば、余程の人余り企業でもない限り、
それなりの影響は出るでしょう。
セミリタイアに際し、この辺の事が気になる方も多いようなので、
自分が退職に際して注意した点を3つ程ピックアップしてみたいと思います。

① 完璧な引継マニュアルの作成
② ある程度余裕を持ったスケジュール
③ 貰えるお金の極大化

それぞれについて見ていきます。

① 完璧な引継マニュアルの作成

退職する場合、一般的にはその業務は誰かに引き継ぐことになります。
ただし、セミリタイアで退職する場合は、会社にとっては寝耳に水でしょうから、
後任がすんなり決まらず、十分な引継ぎ期間がない場合があります。

従って、円滑な引継ぎの為に、完璧な引継マニュアルの事前作成はお勧めです。

こちらのもう一つのメリットですが、
マニュアルを見れば大抵の事がわかるようにしておけば、
「あれどうするんですか?」みたいな電話が退職後に
会社から掛かってくるリスクが大幅に減少します。
実は、こちらのが大きなメリットだったりします。

② ある程度余裕を持ったスケジュール

私の退職スケジュールですが、計画と結果では以下の違いがありました。

1. 退職を上司に言う: 3月第4週 → 3月第3週
2. 引継期間:                  4月第1週 ~ 5月1週 → 4月第2週 ~ 6月第1週
3. 退職日:                      6月末 → 7月末

当初退職を伝えるのは毎年恒例・3月末の人事面接の場でと考えていましたが、
自分の部下が突然退職するというアクシデントで、
部下と同じタイミングで退職を伝えることになりました。
部下が辞めますと言って、1週間後に自分も実は辞めますは不自然ですからね。
これは全くの想定外でしたが落ち着いて対応できました。

引継期間については後任の決定が想定より遅れたことや、
後任者の希望もあり引継期間が延びました。
それに従って退職日も延びたという感じです。

もちろん、当初スケジュールに固執するという選択肢もありましたが、
ここまでくれば1カ月くらいは大きな問題はありません。

会社の意向で勤務を延長するわけですから、立場的にはこちらのが上ともいえます。
なのでこの期間は無茶な要求や叱責などは皆無でした。

何よりも引継が十分なものになれば、
セミリタイア後に会社からの電話のリスクは激減しますからね。
こちらも大きいですよ。

③ 貰えるお金の極大化

私は過去にも申し上げましたが、6月末退職お勧め派です。
6月末退職ですと、有給休暇40日消化前提で最終出社日は5月上旬です。
それは以下の理由によります。

・4月から新規に有給休暇が付与
 → 約1か月分の給与が貰えるのは大きい!

・予算 (2月承認)や決算 (4月承認) といった重大イベントを通過
 → 辞めやすいタイミング!

・夏季賞与が満額貰える
 → 3月末退社だと1円も貰えないケースも

大前提ですが、会社を辞めるとなれば遠慮することはありません。
貰えるものは1円でも多く貰いましょう。
今まで何日の有給休暇が無駄に消え、無給の残業があったかを考えれば、
このレベルは当然です!

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