2019年2月8日金曜日

セミリタイア希望者がそば屋で吠える!

蕎麦屋でのセミリタイア談義を聞く


















昨日はセミリタイアで仕事をするならフリーランス、
そして仕事はなければなけれで良いというスタンスだ!
という話をしました。

実はかつて、私と同じような事を考えている人を見たことがあり、
その人の会話が印象的だったのでご紹介したいと思います。

場所は行きつけのお蕎麦屋さん。
そこで、55歳と65歳ぐらいのおじさんがでかい声で喋っているので、
嫌でも話が聞こえてきたのですが、
その話がセミリタイア的な話だったのです。

55歳くらいのAさんは建築士の資格を持っているらしく、
会社を辞めたら自宅で建築事務所を開設したいという希望があるとのこと。
ただ、あくせく働く気は全くなく、仕事はぽつぽつでもあれば良いというスタンス。

これに真っ向から異を唱えるのが65歳くらいのBさんという構図です。
Bさん曰く

「仕事なんてね、フルタイムで一所懸命に働いているから来るんだよ。
 そんな片手間でやっているような人に仕事頼む人なんて誰もいないよ!」

Aさんも負けじと反論します。

「自分にはそれなりの伝手もあるし、
 事務所経費とか掛かるわけではないので安くできる。
 それなりの需要はあるはずですよ!」

議論はそれなりに白熱していましたが、
これ以上発展することはなく堂々巡りが続きました。

私ならこう反論していた

この話を聞いたのは結構前で、自分がセミリタイアする前の事です。
Aさんのライフスタイルは自分としては羨ましく思ったので、
つい耳を傾けてしまったという感じでした。
ただ、前述の通り、議論に発展性がなかったのは残念なところです。

と言うのも、議論が発展すれば、
Aさんはどの程度働くつもりなのか?
どの程度の稼ぎを見込んでいるのか?
といった自分が気になる話を聞けたかもしれないからです。

そこで私ならBさんにどのように反論したかを考えてみました。
それは、

「Aさんの言う通り、仕事は来ないかもしれませんね。
 ただ、別に仕事なんて来なけりゃ来ないで良いんですよ。
 来たらやる。それだけです。」

と言ったところですね。

私は建築士関連の仕事については何の知識もないので、
Aさんのような方に実際に仕事が来るかどうかは全くわかりません。

ただ、Aさんはその建築士としての仕事はあくまで会社を辞めてから!
という風に言っていたので、建築士としての稼ぎを当てにして
辞めるわけではなさそうです。
であれば、仕事はなくても良いですよ!で
仕事のあるなしの議論は終わりのような気がしますね。

あと気になったのはBさんの反応ですね。
会話の感じから、AさんとBさんはご近所さんという関係のようでしたので、
Bさんは建築業界とはご縁がなさそうでした。

そんなBさんがAさんを一般論的に批判するのは如何なものか?
やはりその根底にはセミリタイア的な生き方を否定するものがあるのかな?
と思いました。

いずれにしまして、Aさん的な生き方には賛成ですし、
セミリタイア後にもこれまでの資格や経験が生かせるのは羨ましい!
なんてことを考えたのを思い出しました。

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