2018年10月11日木曜日

「マンガでわかる最強の投資術」を読んでの感想

久しぶりに投資入門書を読みましたのでそのご紹介です。

本書で言うところの「最強の投資術」とは「インデックス投資」のこと。
長期株式投資が世界的に有利である証拠を示しながら、
年率6%の長期運用がどうして可能なのか?
また、NISAなどについても触れており、
インデックス投資についての入門書としては
コンパクトに纏まっていて非常にわかりやすいと思います。

本書はムック本スタイルで、漫画の合間に解説をはさむというスタイル。
マンガとしても結構楽しめました。

本書で述べていることで印象的だったのは以下のトピックスです。

・最低限の生活防衛資金以外はすべて投資してしまって構わない。 (p33)

20-30代では人的資本が多いので、
生活防衛資金(本書では50万円に設定)以外は投資しましょう!
ということ。

・頭金を払わずに、すべて住宅ローンにするんですよ!(p101)

住宅ローンが1%台で借りられる今ならば、
インデックス投信で得られる5-6%の方が有利。

異論・反論はいくらでも思いつきますが、
問題提起的に読めば面白いのかな?と思います。
インデックス投資だってタイミング的には損することもありますからね。

ちなみに私が20代の頃は定期預金金利が5%程度ありましたから、
株式投資を細々とやっていた自分は守銭奴的に言われたこともあります。
投資が身近になってきた今とは隔世の感があります。

セミリタイア後である自分はこれから攻めの投資をするつもりはありませんが、
ポートフォリオを見直す作業はそろそろ手を付けようかと思っています。

私は個別株や株主優待が大好きなのですが、
インデックス投資に一部を切り替える予定です。

そういう意味で、知識を整理する上では役に立った本と言えます。

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