2018年10月2日火曜日

セミリタイア後にやっぱり働きたくなるリスクについて

セミリタイアを目指した時期のことを考える

セミリタイアをこれから目指そうとしている人のブログを読むと、
仕事を辞めたら辞めたで、また働きたくなるかも?
みたいな内容が散見されます。

自分がセミリタイアを目指し始めた時期も、
仕事を辞めて完全に自由になれたら、
やっぱり仕事をしたくなるかもしれないかな?
仕事を辞めたことを後悔するかもしれないかな?
などとちょっとだけ考えておりました。

実際には私は会社を辞めてから今に至るまで、
もう一度仕事をしたいと思ったことは一度もありません。

この理由は、2つの「誤解」で説明できるのかな?と思います。

① 「仕事が面白くなるかもしれない」という誤解

セミリタイアを目指すくらいなので、当時から仕事はつまらなかったです。
とは言え当時考えていたのは、仕事がつまらないのは、
まさに当時の自分の仕事がつまらないからであり、
然るべき部署へ異動したらそんなことはないと思っていました。

この考えにはさらに2つの誤りが含まれています。
一つは「然るべき部署への異動」などということは実際にはなかったこと
(ないことは容易に推測できましたね)、
もう一つは仮に希望の部署へ異動したとしても、
多少仕事は面白くなったかもしれないけれども、
仕事のしんどさや拘束時間はむしろ増えていたであろうということです。

② 「セミリタイアしたら暇でやることがない」という誤解

最大の誤解はこちらでしょうね。
最近はむしろ「時間がないな」と感じることもしばしばです。

20代でセミリタイアするならいざ知らず、
アラフィフでのセミリタイアであれば、
冷静に考えれば、残された時間は多くないかもしれません。

身体がある程度自由に動ける、ということを考えれば、
ひょっとしたらそれは10年くらいしかないかもしれないのです。

結論:仕事をしている暇はない!

自分の経験から言えば、30代から40代にかけては仕事は面白くなるどころか、
どんどんつまんなくなっていきます。
トップオブトップなら別ですが、広い意味での中間管理職の年代は、
雑事やつまらない社内調整で時間がとられることが多くなります。

また、仕事を辞めたら暇で困る!なんてことはないです。
むしろ、セミリタイアしてからやりたかったことの幾つかは、
優先順位の関係で手をつけられない状態です。

この辺りの事情を考慮したうえで、
会社を辞める前の1年とセミリタイアしてからの1年、
振り返ってみますと充実度のあまりの違いにめまいすらしそうです。

実際に今の生活を考えてみると、
仕事なんかしている暇はないな!と思うわけです。

そんなわけで、当時の自分が考えていたことは
全くの杞憂に終わったわけですが、
少しでも仕事に充実感とか感じている人は、
もしかしたら仕事を辞めたことを後悔するのかもしれませんね。
自分にはその気持ちはわかりませんが。。。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

2 件のコメント:

  1. お金があれば仕事をする必要性はゼロだと思います。
    でも一般的には仕事を辞めたら何をしたらいいのかわからないというのが多いみたいなのでやっぱり早めのセミリタイアは極少ですよね。

    私はお金の関係上、ちょこっと働きだしたのですが相場環境が好調なので働く意味あるのって思っちゃうときがあります(笑)

    返信削除
    返信
    1. 自分はセミリタイア準備の過程で色々やりたいことが
      浮かんできたという感じでしたね。

      削除