2019年1月18日金曜日

30年前と比べて労働環境はどう変わったか? ① 良くなった点

30年前と比べて労働環境は良くなったのか?



















私はサラリーマン生活に見切りをつけてセミリタイア生活に入ったので、
もちろん、今後の日本社会は労働環境が大幅に改善して
サラリーマンにとって素晴らしい未来が来る!
なんていう戯言は一切信じていません。

とは言え、良くなった点を指摘しないとフェアではないので、
まずは、良くなった点というのをいくつか挙げてみたいと思います。
比較対象は私がサラリーマン生活をスタートさせた1990年代初頭とします。

① 執務スペースが禁煙になった

私がサラリーマン生活をスタートさせてしばらくの間は、
まだ自分の席でタバコを吸うのが許される時代でした。
定時の5時30分までは多少は遠慮している人もいましたが、
残業タイムなどお構いなしに吸っていた人が多かったので、
日によってはまるでアヘン窟で仕事をしているようでした。
私の寿命は当時の生活で何日かは確実に減少しているのでは?と思います。

当時の生活で確実に私の寿命はいくらかは縮んでいるでしょう。

一方、このことにより、喫煙者がタバコを吸うために離席することが発生、
タバコ時間は単なるさぼりではないか?
タバコ時間分給与を削減すべき!
などという新たな論争が発生していますね。

② 会社行事の減少

私が入社した時はあるのが当然と思っていたので、
当時はあまり気にならなかったけど、
今思うとぞっとする行事がありました。
それはヘビーな順番から並べると以下の通りです

① 社員旅行
② 運動会
③ 花見

①の社員旅行は土日がまるまる潰れます。
新人は芸を披露するという悪習がありましたので新人は大変。
もっと大変なのは幹事。
旅行の下見まで行かされていましたからね。
もちろん、休日を潰して。

②の運動会は丸一日潰れます。
ここでも新人は応援係となり大変でした。

③花見は普通の飲み会の延長線上と言えなくはないですが、
「場所取り」という仕事が発生します。
この仕事ももちろん新人がやることになります。

こうしてみると、新人時代にはしょーもない仕事が多かったですね。
よく耐えていました(苦笑)。

今現在、社員旅行や運動会をやっている会社は少ないのでは?と思います。
もっとも最近聞いた社員旅行の話は、知人が勤める税理士事務所が、
社員旅行でグアムに行ったという話くらいですね。
ただそんな金があるなら給与を上げろ!と文句を言っていました。
当然の反応です。

私もサラリーマンスタート時と比べて良くなった点を色々考えましたが、
せいぜいこの2つくらいですかね?

変わらない点や悪くなった点の方がやはり多いですね。
このあたりについては次項で述べたいと思います。

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2 件のコメント:

  1. 管理職が死んだような感じじゃなくてもっと余裕や自信みたいなのがあったように思えるが、そこは自分が若かったからかもしれないのでそう見えただけかもしれない。

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    1. 私も同じように感じます。
      今の若手が管理職を見る目と、
      昔の自分が管理職を見る目は明らかに違うと思いますね。

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