2019年1月31日木曜日

現役サラリーマンとのギャップ ~ 残業へのスタンス ~

残業がない日はない!





















現役サラリーマンの方と話をしていて感じる違和感の一つに

「残業するのは当然!」

といった考え方にあります。

中間管理職以上になると残業代なるものは一切でなくなるので、
残業とはすなわちタダ働きを意味します。
それなのに残業は当然と思う感覚!
セミリタイア後はますます理解に苦しみます。

残業が当然の生活について考えてみれば、
例えば、毎日午後9時まで残業する人は、
平日は自分の自由時間などほとんど持てません。
家に着いたら夜10時過ぎで、
小さい子供なら寝ている時間でしょうから家族との時間も持てません。
やることはせいぜいTV見て酒飲むくらいじゃないでしょうか?

セミリタイアへと舵を切ろうとする人達は、
こういった生活に疑問を持つタイプだと思うのですが、
世間の圧倒的多数はこれが当然の生活と思うのですね。

中間が選択できない日本社会

セミリタイアを目指す動機は人それぞれですが、
「仕事が忙しすぎて自分の時間が持てないから」
というのもあるかと思います。

私は日本社会の不幸の一つは、正社員は以下の三択だと、
①か③しか選べないことではないかと思います。

① 残業バリバリで毎日夜遅くまで働く
② 毎日定時で帰る
③ 会社を辞める (セミリタイア)

私のいた会社では、正社員で②の選択肢を取れるのは、
子育て中の時短勤務社員くらいです。
(しかも、①と②では残業代がつかないから給与は一緒!)

残業が当然と考える人でも、
②の選択肢があるとすれば考えが変わるかもしれません。

また、セミリタイア志向の人でも、
確実に毎日定時で帰れるんだったら働いても良いよ!
という人もいるかと思います。

ただ現実問題として考えれば残業当然派はまだまだ多数のようです。
労働者の大半が残業を拒否するようになれば、
経営者も②の選択肢を広げざるをえなくなると思うのですが...

「ものすごく働く」か「ほとんど働かない」の二択しかないので
「ほとんど働かない」を選んでセミリタイアしたのが私のライフスタイルです。
ただし、「適度に働く」という選択肢も欲しかったと思う部分はあるのです。

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