定年延長を喜ぶ人が多い
友人と飲みに言くと今後の人生的なものが話題になることがあります。
その中で「定年延長」について語ることもあるのですが、
定年延長については好意的な意見が多いです。
定年延長などそもそも従来の年金制度が維持できなくなったための苦肉の策であり、
評価するところは何もないと思うのですが、
長く働けることを素直に喜ぶ人が多いのはビックリです。
それでは何故定年延長を歓迎するかという理由ですが、
自分の周囲の意見を集約すると
① 生涯現役
② できるだけ高い住宅を購入したい
という2点に集約されると考えられます。
まずは、生涯現役について取り上げます。
① 生涯現役
「働けるまで働く」という価値観の人はそれなりにいます。
こういった方々は定年延長がなくても再就職を目指すので、
慣れ親しんだ会社で引き続き働くことを歓迎しているわけです。
私の疑問
生涯現役という発想そのものが私の考えとは真反対ですが、
一旦生涯現役という価値観を受け入れたとしても、
仕事ができれば内容は何でも良いの?
というのが私の疑問点です。
Q:定年延長後の仕事内容
役職定年及び定年延長後は仕事内容が大幅に変わると思う。
一兵卒として単純な作業に従事させられる可能性もあるし、
かつての(無能な)部下が上司になることもあるが、
そういったことについてどう考えるか?
A1:働く内容については全く考えていない
代表的な回答は定年延長後の仕事の内容について深く考えていないとのこと。
そもそも、サラリーマンはジョブローテーションで仕事が数年毎に変わるわけで、
定年延長後の仕事もそれの延長線上だよね?という発想です。
A2:それなりの仕事が用意されるはず
40年近いキャリアを持つ人間を雑用や単純作業では使わない。
かつての部下が上司と言っても、ノルマが未達成で叱責されるといった関係性ではない。
なので、それなりの仕事が用意されると思う、という考え方です。
回答に対する私のコメント
A1についてはまさに「社畜的発想」と言えますね。
会社にとっては使い勝手が良い存在でしょう。
A2ついては確かにそうなるケースもあるかな~という感じです。
自分の会社にいた人のケースでは、
優秀な技術者が技術アドバイザー的なポジションについたり、
会計関係では監査役といったポジションがそれにあたります。
ただ、一兵卒として使われるケースのが圧倒的で、
特に営業職はその傾向が強いかと思います。
A1は仕事内容が気にくわなくて転職した自分とは相容れない発想です。
A2は楽観的すぎるかな~。
確かに雑用や単純作業の仕事はないかもしれないけれど、
60歳過ぎて一兵卒としてもノルマに追われる生活は考えたくないですね。
やっぱり生涯現役の人達とは、
自分とは全く価値観が異なるのを痛感しますね。
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単純に家かってしまってローン払わないといけないだけだと思う。
返信削除大部分はその通りなんでしょうけど、
削除「働く以外の生活は考えらない」
と断言する人もいます。
80歳過ぎても会長職とか歴任する人がイメージに近いです。