あたかもボランティアかのように働き続ける人
「定年延長welcome」の①と②については、
友人との飲み会で出た話を基に自分なりの意見を交えて書いたのですが、
その過程でもう一つやっかいなパターンがあったのを思い出してしまいました。
それは、
「自分が辞めたら会社が困るでしょ?だからもうちょっと働いてあげますよ!」
というパターンです。
中には本当に辞めてもらったら困る人もいて実際に遺留もするのですが、
こういう人に限って引き留めても辞めてしまいます。
本当はこの辺りで余生をごゆっくり過ごして頂きたい、
もう会社のことは忘れて下さい!という方は逆で、
もう少し会社に居座ろうとするパターンはありましたね。
今後は原則として定年延長は全員が対象となりますので、
こういった「自称ボランティア系定年延長者」
の人は増えてくると思いますね。
自分はいったいどちらだろうか?
私は上記の事を現場で考えていた時は、
すでにセミリタイアのため会社を辞めることを決意していました。
その際に考えたことは、自分は会社にとって、
「本当は辞めてもらいたい人材」なのか?
あるいは
「本当に辞められては困る人材」なのか?
というのを思わず自問自答してしまいました。
自分の結論としては、ポジションや待遇・評価など考えれば間違いなく
「辞めてもらいたい人材」に属するだろうから、
会社を辞める際は、会社に対しては何の負い目も感じずに辞めれましたね。
しかしながら、辞意を表明した時の遺留の話を自分なりに解釈すると、
会社の本音はこんな感じだったようです。
「評価もしないし待遇をアップさせる気もないし希望を聞く気もないが、
君の代わりの採用もできないから、とりあえずは働いて欲しい人材」
まあ、そんなこと言われても (直接言われたわけではないですが...)
辞意を撤回する気になるわけはないのですが、
たしかに「とりあえずは」現場が困ることになるのは事実なので、
こっそりマニュアルを準備したりと引継ぎ関係はきっちりしました。
自分の引き際がきれいだったかどうかは別にして
(この点については別途まとめたいと思います)、
皆が会社を辞めてほしいと思っているのに、
「自分がいないと会社が潰れる」
などと言う人にはなりたくないな~。
なんてことを考えていたのを思い出しました。
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