2019年1月3日木曜日

「新年のご挨拶」で消耗したくない

新年挨拶周りは必要か?

正月休みも本日までという方も多いでしょう。
肌感覚では1月4日始業の会社と1月7日始業の会社は半々程度かな?
私がいた会社は1月4日スタートでしたので、
本日の箱根駅伝が終了したあたりから
本格的にブルーな気分になったのを思い出します。

そんな私の嫌いなイベントに「新年挨拶回り」があります。

オフィスが雑居ビルだったときは、
普段全く交流のない隣の会社に上司に無理やり挨拶に行かされて、
向こうは「何しに来たんだ、お前は?」みたいな顔で一応挨拶するという感じ。

営業時代は当然のごとく、重要顧客には年始のご挨拶に行きます。
しかし、年初は顧客も忙しいのでアポが取れないこともあります。
そうすると上司が烈火のごとく怒ります。

先方は先方で自分の顧客に挨拶に行かなければいけないケースも多く、
こちらの挨拶など受けている時間がないのは当然なので、
無理やりこちらの挨拶などねじ込もうとするならかえって印象が悪くなります。
なので上司に怒られても困るわけですが。

逆に、それほど重要でもない顧客なので挨拶に行かなかったりすると
ご機嫌を損ねる顧客もいたりするのです。
そういう客に対して上司は、
「あの程度の客にオレがわざわざ行く必要はない!」
なんてことを言ったりすることもあります。

新年挨拶周りは必要か?

私が挨拶回りが苦手だった理由の一つが上記のような温度差です。

挨拶回りに行った先の半数くらいは明らかに迷惑そうにします。
残りは来ないと怒るという人達で、このあたりの見極めが面倒なのですが、
古いタイプの上司だと「何が何でも全顧客周る!」と言い張り、
後で「来なくて良いといったでしょう!」なんて顧客に怒られることも。

今は虚礼廃止の風潮も広まっており、
案件も無しに挨拶だけ来られても時間の無駄!という考え方も広まっています。
一方、年末年始には手土産の一つも持って挨拶に来ないのはけしからん!
という人もまだまだいるのが現状です。

私の個人的な意見を言わせてもらえれば、
このような事で悩まなければならないのがそもそも時間の無駄なので、
虚礼廃止の方向でいってもらいたいです。
日本の生産性が低いのはこのあたりも一因だと思いますね。
ものすごい時間をこんなことに費やしているわけですから。

「新年のご挨拶」だけで消耗する生活はやはり嫌でしたね。
1年のスタートはもう少し気分良くしたいものです。

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2 件のコメント:

  1. トップが開眼しない限り無理だ。現場で慣習を止めて問題があった時の責任をとれるだけの度量のある人がもういなくなってしまった。

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    1. 確かにトップが開眼することはないでしょうね。
      それよりも中堅クラスがこういった慣習に疑問を持たないことが
      ちょっと気になります。

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