2019年1月21日月曜日

証券会社のアドバイスなどいらない ~ 株「回転売買」横行に思うこと ~

今でも横行する非常識的営業スタイル

私が保有する株式はSBI証券と楽天証券に預けています。
ネット証券は手数料も安くいつでも売り買いできるのが良いです。

株式売買において店頭でのやり取りなど明らかに減少しているはずですが、
サラリーマン時代に通勤途中にあった駅前にある小規模の証券会社では、
午前8時頃には黒い自転車を店舗から外へ出す営業マンの姿が毎朝見られました。
「まだ外回りなんて非効率な営業やってんだな」
なんてことを当時は考えていましたが、
下記の記事を見てなるほどと思いました。

株「回転売買」横行…手数料総額6400万円も

証券会社が株売買の委託手数料を稼ぐため顧客に株を短期間で買い替えさせる
「回転売買」が横行し、証券取引等監視委員会が警戒を強めている。
顧客は外国株の取引で損失を出す高齢者が目立ち、
監視委は昨年10月に準大手証券会社に業務の改善を要請した。
今後、証券各社への立ち入り検査を強化する。
(出典: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190120-00050028-yom-soci )

記事によれば、

"利益はほぼ出ていないのに委託手数料の総額は約6400万円にも上っていた"

ということですからヒドイ話です。

証券会社にとっては、このように営業マンの言うことを聞く客がいるからこそ、
非効率にしか思えない外回り営業がまだまだ幅を利かせているということでしょう。

ちなみに記事では「準大手証券」と書いていますが、
Wikipediaによれば準大手証券は岡三証券と東海東京証券しかないのですね。
どっちかなんでしょうけど、違う方の会社は文句言った方がいいかもしれません。

証券会社からの営業電話で有益なものはなかった

ネット証券が誕生する前は店舗型証券会社で口座を持っていましたが、
そこの営業マンから有益な情報を聞いたことなど一度もありません。

これは営業マンが無知だという問題よりも、
彼らは顧客を儲けさせるプロではなく、
自分達が設けることに長けているプロだからです。

私のような零細投資家にすら、将来暴落することとなる
投資信託のセールス電話は決行頻繁にありましたからね。
携帯電話のない時代ですから、
夜の遅い時間に普通に電話がかかってきましたね。
今思えばそもそも論として非常識です。

上記のケースでは「投資は自己責任」ということで、
手数料が返還されることは非常に困難でしょうね。

私の意見では、営業マンの意見など門前払いくらいが丁度よいです。
彼らは口がうまく強引ですから、
最初から断るつもりでもついつい契約するリスクは高いです。

特に注意するのは無料セミナーですね。
断る自信のない人は行かない方が無難です。


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1 件のコメント:

  1. 銀行、証券会社のやつらはろくな死に方しないと思う。

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