2021年1月29日金曜日

「60代は働いても良いから40歳でセミリタイア」という生き方 ~ メリット編 ~

40~50代は遊ぶ、たとえ60代は働いても...


40歳で体力の衰えを感じはじめて、
50歳では更にその衰え具合が加速しているのを日々感じています。

そんな今の自分から見てみると、

「60代はフルタイムで働くことになっても良いから40歳でセミリタイア」

という選択肢は場合によってはありかもしれないな...
ということをふと思ったので、
今時点での考えをまとめてみたいと思います。

40歳で2,000万円 or 50歳で4,000万円でセミリタイア


この問題を考えたときにパッと頭に浮かんだのが、
以下の2つのパターンです。

A: 40歳でセミリタイア、資金は2,000万円

B: 50歳でセミリタイア、資金は4,000万円

Aさん、Bさんともに30歳で将来のセミリタイアを目指し毎年200万円貯金、
Aさんは40歳で2,000万円貯めた時点でセミリタイア、
Bさんも40歳で2,000万円貯めたけれども、
あと10年は働こうということで、
50歳で4,000万円たまった時点でセミリタイアします。

細かい運用計画・消費計画についてのコメントは省きますが、
Aさんでもうまいことやれば、
60代以降にフルタイムで働く事態は十分避けられますが、
40~50代の過ごし方次第では60歳で資金が枯渇するリスクもそれなりにあります。

一方のBさんであれば、50歳で4,000万円からのセミリタイア生活なので、
完全リタイアも可能である水準かと思います。

どちらの人生を選択するか?
自分の好みはBさんのライフスタイルですが、
Aさんのライフスタイルを選択した方が良い方もいらっしゃると思います。

「40代でしかできないこと」をするならあり


結論から言えば、

「40代の体力ならできるけど、
  60代になったらやるのは無理!」

という明確なやることを持っているのならば、
40歳でセミリタイアするのもありかな?
と思います。

例えば草野球が趣味で、草野球三昧という生活を送りたい場合です。

60歳以上しか入れないシニアリーグも世の中にはありますが、
そういったリーグには全く興味はないけど、
20代の若者も交じっての高いレベルでプレイしたいという場合、
40歳でのリタイアというのは活きてきます。

40歳から50代ギリギリまで野球を十分堪能した結果、
60歳になった時点では資金が心もとなくなったけど、
野球もたっぷりやれたので、
60歳からはボチボチを働くか!
という考えもなくはないかな?
といったところです。

自分に当てはめると世界一周旅行かな?


上記の例を自分に当てはめてみると「世界一周旅行」なのかと思います。
セミリタイアを本格的に目指し始めた30代の時には、
会社を辞めたら世界一周旅行に行こう!と思っていて、
それがセミリタイアへの原動力となった時期もあります。

結局、セミリタイア生活に入ったのが50歳を過ぎてからなので、
気力・体力的なものがなくなってきて、
今となっては行く気は全くないけれども、
40歳でセミリタイアして世界一周旅行に行っていれば、
一本筋の通ったしっかりとした思い出ができていたでしょうから、
その価値は結構あったかもしれませんね。

なので、若いうちにしかできない明確なビジョンがある方にとっては、
多少フライング気味のセミリタイア開始もあるような気は致します。

ただ、やはりこのプランにはメリット以上のディメリットもあるように思えるので、
次項ではディメリットについて述べてみたいと思います。

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4 件のコメント:

  1. 世界一周もやり方次第。
    50代には50代の世界一周があるかも
    しれません。いえ、あるでしょう。

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    1. もともと1年くらいぶらっと海外に行きたかったのですが、
      月に1度は病院にもいかなきゃならないし、
      そういった旅は無理でしょうね。

      ただ、世界一周にこだわらず、
      好きな場所には積極的に出かけたいです。

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  2. そうです!好きな時に動ける体!
    月1の処方になんぞ振り回されている
    場合ではありません。

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    1. 旅行を考えるとこの月1回の処方が厄介なので、
      早く薬生活から脱却したいところです。

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