2021年1月20日水曜日

セミリタイア後の労働許容範囲 ② 労働しなくても生きていけるか?

労働収入の位置づけは2種類ある


セミリタイア生活における労働収入をいくらと見込むか?
というのは、セミリタイア計画を立てる上で重要となりますが、
私は労働収入の位置づけは大きく分けて2つあると考えます。

① 労働収入がなければ生活できない

例えば、労働収入を月3万円と見込み、
その3万円がないと家を追い出されるとか、
ご飯が食べられなくなるといったタイプのセミリタイアです。

② 労働収入がなくても生活はできる

上記と同様、労働収入は月3万円を見込みますが、
この3万円は、例えば、1年に1回の旅行に充てるというタイプのセミリタイアです。
年間36万円になりますので、アジアなら余裕で1カ月くらいは旅行できますが、
何らかの理由で労働収入が途絶えても、
単に旅行に行けなくなるだけで、普段の生活に影響はありません。

「収入0円でも何とかなる」が理想


自分は上記の②のタイプのセミリタイアですが、
このタイプのセミリタイアを選択をして良かったと思っています。

私の主要な収入源である会場調査ですが、
昨年度の緊急事態宣言下には0円となりました。

ただそれでも、普段の生活に与える影響はなく、
余裕を持ったセミリタイア生活を過ごすことができました。

これが①のタイプで、ある種の雇われ仕事をしている場合ですと、
仕事が全くなくなるケースもあるわけで、
セミリタイアとか言っている場合でなくなる可能性もあります。

この「余裕」というのは極めて大事であり、
今の私にとっては、
生活費を稼ぐというタイプの労働は許容できない、
そういったところになるかと思います。

サラリーマン労働は過去の話


もちろん、①と②ではセミリタイア開始年齢に差が出ます。

①の場合、極端に言えば貯金0円からでも、
今日からでもセミリタイア生活はスタートできますが、
かなりのリスクがあるのではないかと思いますね。

特に、YouTubeなどの不安定な収入を充てにする場合、
生活破綻のリスクは高まりますし、
場合によってはサラリーマン生活以上のストレスがある気がしますね。

②の場合、辛いサラリーマン労働は過去の話と割り切れます。
悪夢に未だ悩まされることもありますが(苦笑)、
まあ所詮その程度の話です。

1秒でも早くセミリタイアしたいという気持ちもわかりますが、
衣食住くらいは手持ち資金で賄えるようになってからのほうが、
長い人生後々良いんじゃないかな?
というのが、私の実感となります。

2 件のコメント:

  1. FIREもものすごく生き急いだ思想だという気がする。競争でもしてるんじゃないかというような

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    1. 「早くFIREした方が勝ち」という風潮はある気がしますね。
      もっと長い目で見た方が良いと個人的には思いますが。

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