2021年1月30日土曜日

「60代は働いても良いから40歳でセミリタイア」という生き方 ~ ディメリット編 ~

40~50代で心置きなく遊べるか?


前項では40~50代で心置きなく遊んで、
60歳になって思う存分遊ぶ体力もなくなってきたら、
むしろ働くのもありかも?という内容のことを記載致しました。

この生き方のポイントとのなるのは2つかと思います。

① 「40歳からやりたいこと」のコスパ
② 60歳以降で理想的な仕事が見つかるのか?

それぞれについてみていきたいと思います。

40歳からのセミリタイアによる経済的損失


60歳から働くという前提でセミリタイアを考える場合、
下記のAとBの比較で考えた方が良いかと思います。
なお、AとBのパターンとも、70歳からは完全リタイアするとします。

A:40歳~60歳までの20年間たっぷり遊んで、
   60歳~70歳まで10年間は働く

B:40歳~50歳までの10年間はサラリーマンの延長で働いて、
   50歳~70歳まではたっぷりと遊ぶ

トータルで働く年数はAとBは同じでも、
収入額はBの方がはるかに多いかと思います。

となると、40歳セミリタイアが良いと考えるには

「Aさんの40代の10年間の充実度」 > 「B - Aの収入金額」

ということになるかと思います。 

普通にサラリーマンをやっていますと、
40代はそこそこ給料が貰える時期だと思いますが、
60歳から20年のブランクで働くとなりますと、
給料は相当低いのでは??

この辺を慎重に考えますと、
「本当に40歳で辞めて良かった!」
と思える「やりたいこと」のハードルは相当高いと思います。

60歳以降で仕事はあるか?


もう一つのポイントは60歳以降で仕事はあるか?という点ですかね?

私が街でよく見る「働く高齢者」のトップは、
警備とか工事現場の誘導といった仕事です。

体力のないことで定評のある私にとって、
60歳を過ぎての立ち仕事というのはかなり抵抗があります。

朝から晩まで働いて、
家に帰ったら疲れて身体中が痛い!
ということでは、
人生の最晩年はかなり悲しい生活になります。

それでも40歳から十分遊んだから悔いはない!
なんて思えるかどうか...

この辺は性格にもよると思いますが、
私には無理そうです。

「60歳から働いても良い」はリスキー


以上の2点を考えると、「60歳から働いても良い」という考えは、
結構リスクの高い生き方のような気がします。

仮に40歳でセミリタイア、60歳で働くかも?という場合、
20年後の予想なんてできませんからね。

それでも「40歳くらいでセミリタイアしないとできないこと」があるならば、
チャレンジするのは全然ありかと思います。

まあ、私にはそこまでしてやりたいことはなかったとも言えますが、
やはり今の時点で、60歳から働くかと思うとゲンナリですので、
自分的には50歳からのセミリタイアで良かったのかな?
というのが今のところの結論です。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

6 件のコメント:

  1. 60代から働くとしますと、
    スポット勤務とか、頼まれ仕事などの
    お楽しみワークでしょうね。

    お金のために働くというのは、もうちょっと
    ずいぶんやっぱり違う気がしています。

    返信削除
    返信
    1. お楽しみワークが見つかればよいのですが、
      結構ハードな労働をしている人が目につきます。

      お金は二の次で働けるような環境なら、
      良いのですが...

      削除
  2. もしかすると、ハード系に見えて、ご本人は
    楽しんでおられるかもしれませんですよ。

    返信削除
    返信
    1. そういう方も時々見ますが、
      しんどそうな人のが多そうに思えます。
      私個人が楽しむのはやはり難しいかな?

      削除
  3. さすけ3世閣下は、おしゃれ図書館のお仕事なんか
    合いそうです。

    返信削除
    返信
    1. 図書館員は耳の遠いお年寄りとかを相手にするので大変そうです。
      大学の図書館とかならありかもしれません。

      削除