配達の合間に英単語を覚える
先日、マンションの入口付近に某宅配チェーンのバイクが停まっていました。
こちらのバイクは宅配特化型のもので、
後部にきっちりと料理をいれるケースが固定されており、
Uber Eatsの自転車などに比べて安定感があるな!
などということを思って通り過ぎようと思ったのですが、
配達員の方が熱心に本を読んでいるので思わず立ち止まってしまいました。
読んでいる本は英単語の本で、
赤色の透明シートで答えを隠す方式のもの。
私も30年以上前の大学受験の際に使っていたな~と懐かしむとともに、
労働時間の合間を縫っての勉強は大変だな、
と思ったのですが、それ以上に心配になったことがあります。
英語の勉強が報われるのか?ということ
英語の勉強をしていたのは、20代半ばくらいの女性。
寒空の下で英語の勉強をするのは大変で頭が下がる部分がありますが、
私が心配したのはその努力が果たして報われるのか?ということです。
例えば、私がサラリーマン時代に斜め前に座っていた女性は、
かつてアメリカで何年か暮らしていたので英語は堪能です。
ただ、普通に英語が堪能レベルでは仕事がないらしくて、
彼女は一般事務の派遣として働いていたのです。
まあ、宅配の女性が学校の試験対策としてやっていたのならば、
それは致し方ないのですが(大学生よりはちょっと年齢が上に見えた)、
これから英語力を武器にキャリアアップしていく!
というスタンスならちょっと厳しいかもしれません。
努力は方向性が大事
私も税理士とか不動産鑑定士とかを目指して勉強したことがありますが、
諸々の事情で断念した経験があります。
それに費やしたお金と時間はほぼムダになりましたので、
努力というのは方向性がつくづく大事だと実感しています。
前述の女性で言えば、英語が好きになったとか、
英語に目覚めたという理由ならば良いのですが、
純粋に職業的なステップアップを目指して!ということであれば、
もう少し違う方向性に行った方がよいかもしれないな...
などと余計な事を考えてしまいました。
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