2020年6月25日木曜日

セミリタイア後の収入は生活費にあてない!

働きたくなければ働かなくてよい


働かない生活の理想的な形は「完全リタイア」ですが、
一切の労働から解放されるだけの資産を築くには時間がかかりすぎるので、
働かない生活を目指す多くの人は
「セミリタイア」
という選択肢をとります。

ただし、どの程度働くかについては人それぞれです。
セミリタイア界隈をざっと見ると、
ほぼほぼ働かない人から週3日程度フルタイムで働く人まで色々です。

この問題を考える場合、労働時間に目が行きがちですが、
実際はセミリタイア後の労働から得る収益を
何に充てるかが大事ではないかと思います。

この観点から見て、
セミリタイア費用をどこから捻出するかの理想形は
以下の通りではないかと思います。

【手持ち資金から捻出】

・家賃
・食費
・社会保障費 (医療費含む)

【セミリタイア後の労働から捻出】

・旅費など趣味の為のお金
・生活のアップグレード資金

生活を豊かにするため働くということ


同じセミリタイア生活を過ごしているといっても、
例えば毎月3万円稼がないと家を追い出されるとかですと、
労働はマストになります。

一方、家賃、食費、社会保障費だけは手持ち資金で何とかなるならば、
労働の持つ意味は変わってきます。

働かなくても生活できるのに働くというのは、
生活を豊かにするために働くということになります。

例えば、週1回だけ働いて毎月3万円稼ぐ仕事をするとします。

この3万円がないと家賃が払えないとなれば仕事するしかありませんが、
別にこの3万円がなくても生きていける場合、
労働から生じる苦痛と3万円で得られる効用を天秤にかけることができます。

楽な仕事で3万円稼げるならば、
その3万円で温泉旅行にでも行こうかな?となりますが、
その仕事が超激務な場合、
温泉旅行はやめて家でYouTubeでも見てようか...
という選択肢がとれるわけです。

この差は精神的にはものすごく大きいですね。

自分的には
「セミリタイア後の収入は生活費にあてない」
という戦略はサラリーマン時代に考えていたより、
はるかに自分に合っていたように思えますね。

多少は働かないと社会との接点が...
というタイプの方以外はこの作戦がお勧めですね。

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