2020年6月13日土曜日

「年相応の仕事につけない!」という大問題

本当に働かない中高年とは?


突然、新人の頃の次長の話を思い出しました。
この次長は恐ろしい程働かない人でした。
一応、支社では事務部門のトップでしたが、
仕事は課長に丸投げで、
勤務中に堂々と「パーゴルフ」なんぞを読んでいました。

昨今ネットなどで叩かれている「働かない中高年」というのは、
この手のパターンとはちょっと違うのかな?
と思います。

というのも、この次長は仕事がないわけではありません。

事務仕事は月末などはとんでもなく忙しいので、
課長以下昼食時間もなしに働いています。

こういった時期に、課長の仕事を一部代行するなり、
そもそも本来丸投げしていた仕事を自分ですれば、
そこそこは忙しいはずなのです。

どんなに忙しくてもゴルフ雑誌は手放さない...
いまのご時世なら流石にクビみたいな人は結構いました。

働かせてもらえない中高年


昨今話題になっている働かない中高年はこれとはちょっと違うイメージです。

余力のある企業なら閑職へ追いやられて、
実質的な仕事はほぼない状況だったり、
余力のない企業ならば、
若手と同じ仕事をさせられる...

特に後者の場合は悲惨です。

体力勝負ならば若手には勝てませんし、
事務仕事でも、Excelなどのスキルは若手に劣ります。

本来生かすべくスキルもやる気もあるのに、
それを生かす職場がないというわけです。

これで、「使えない中高年」扱いされれば、たまったものではありません。

年齢相応の仕事がなければセミリタイア


以前にも 年齢相応の仕事でなければセミリタイアという記事を書きましたが、
この問題を軽視する人が多いのは気になるところです。

この「年齢相応の仕事につく」というハードルはどんどん高くなっていませんかね?
会社内でそれを見つけるのも大変ですが、
中高年にとって転職や独立などはもっとハードルが高いです。

それに比べたらセミリタイアのハードルのが全然低い!
ということを思うんですけどね...

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2 件のコメント:

  1. 結局は効率化でコストがちょっとでもかかることをどんどん排除していってしまってそれが人に対してもそうで、それは結局は企業の幅とか余裕とかをなくしてしまってちょっと何かあるとぐらついてしまったり、何か新たなものを生み出すための余力をなくしてしまっているような気もする。

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    1. 効率化も人に手をつけると、従業員のやる気は一気になくなりますからね。

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