2022年6月30日木曜日

【セミリタイアとは真逆の発想?】何故、人はそんな高い家を買うのか?

定年後67歳でローンが払えなくなる


ちょっと読んでいて首をかしげたくなる記事を見つけました。


この記事に出てくる方は、40歳で5,000万円の家を建てて、
内4,500万円分を35年ローンでまかなったそうですが、
返済月額の13万8,000円が67歳で払えなくなったのでどうしよう?
ということです。

記事は結構長く様々なオプションがあるのですが、
結論だけ言うと最終的には、家を2,800万円で売却し、
残債の1300万円と諸経費200万円を支払い、
1,300万円の老後資金が残り、
その後は家賃3万円の公営住宅住まいにしたとのこと。

人生の最晩年で持家を手放して、
安い公営住宅住まいになるとは、
何か色々と考えさせられます。

35年ローンなんてオソロシイものを...


それにしても、75歳までのローンを組むなんてのは、
私だったら考えただけでゲッソリする話です。

注文住宅を建てた人の話を聞くと、
この人より高い家を建てた人なんてざらにいて、
賃貸マンションなどとは比較にならない住み心地だそうですが、
収入の大半を注ぎ込んでまでそんな良い家に住む必要があるのか?

この辺は個人の価値観なので、何とも言えませんが、
もしも最終的に手放すことになるんだったら、
やはり賃貸で良かったという気持ちになるのか?
それとも、長い間良い家に住めたのでそれはそれで良かったと考えるのか?
この辺りの心境はどんなもんなんでしょうかね?

持家派セミリタイアラーもビックリ?


セミリタイア生活者では持家派が多いですが、
当然、このような無謀なローンを組んで家を買うことは前提にしておらず、
セミリタイア開始時にはローンが終了している(もしくはキャッシュ購入)、
まさに身の丈にあった家にお住まいという印象です。

ただ、私の周りで家を買う人の多くが、
定年後もローンが残るような家の買い方をしていて、
少しでもグレードの高い家を買うのだ!というスタンスです。
(流石に75歳までローンを組んでいる人はいませんが...)

私なら将来が不安というのもありますが、
家のグレードをちょいと下げても、
食事とか旅行とかにお金を使いたいと思うのですが、
持家にはそういった魔力のようなものがあるのかな?

まあ、ちょっと理解できない世界の話という感じですね。

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2 件のコメント:

  1. 人づてに聞いたのですが、いま家を建てる人が多くて住宅会社がものすごく儲かっているそうです。
    ただ個人的には、日銀の金融緩和が限界に来ており、超低金利政策を止めれば住宅ローンが上がるのと、アメリカの金融引き締めによって大きなショックが起きたら、家を手放さざるをえない人が増えるんじゃないかと予想しています。
    私は賃貸派ですが、60を過ぎると部屋を借りられない可能性があるので、もし低金利バブルが崩壊したら叩き売られている家をキャッシュで買うという手も悪くないかなと思っています。

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    1. 私も理想的な家が格安になるなら購入しても良いかも?とは思っていますが、一生住む家となると、なかなか決断に踏み切れないかも?とは思っています。
      私は老後の賃貸については、公営住宅ならある程度のお金があって場所さえ選ばなければ住めると思っていて、あまり心配はしていないです。

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