60歳で仕事を辞める人は皆無
昨日は予期せぬ体調不良で閉業を余儀なくされたと思われる、
床屋さんについて思ったことを述べてみました。
一方、私の友人関係にあるサラリーマンについて、
仕事を辞めるタイミングはどうなっているのか?
ちょうど、そのトピックスで少し前に話す機会があったのですが、
結論から言えば、「〇〇歳になったら辞める」と明確に決めている人は皆無で、
会社次第という意見が多かったのにはちょっと驚きました。
会社次第というのも悪くないかも?
彼らが退職時期について決めていない理由を自分なりにまとめると、
以下のポイントが浮かび上がってきます。
① 仕事が好きである
② 仕事が嫌ではない
③ 仕事を辞めてまでやりたいことがない
④ 経済的理由
①と②は明確に区別できない感じがしますね。
それなりのポジションに辿り着きまだまだ働きたいという人もいれば、
特別今の仕事に不満はないよ...という消極的に仕事の継続を希望する人もいて、
実際は①と②の中間くらいの人が多いのかな?
仕事が嫌で1秒でも早く会社を辞めたかった自分とは大違いです。
また③についてですが、
定年後にこれがやりたいとか明確な希望のある人はいませんね。
現行の週休2日、長期は夏休みの1週間で十分という感じのようで、
これまた、1か月単位の旅行がしたくて早期退職した自分とは異なります。
④は住宅ローンの完済を65歳以上に設定している人ですが、
返済しようと思えば退職金で返済できるっぽいので、
本質的な問題ではなさそうです。
他力本願だが別に不幸なわけではない
まあ、私みたいに仕事が嫌で仕方がないという場合、
会社の求められるままに働き続けるのは不幸ですが、
特に仕事に不満がなく、多少のやりがいでもあれば、
会社が求める限り働くというのは十分ありな選択肢ですね。
私は「定年は自分で決める」という生き方が至高と思っていましたが、
それはあくまで仕事がつまらないという大前提があるからかな?
なんてことを思います。
私自身、セミリタイアとか早期退職について考え過ぎていて、
視野が狭くなっている部分がるのかもしれませんね。
ほとんどの人は仕事なんてつまらないんじゃないですか?
返信削除中高年は特に「求められるうちが華」だと思うので、周りから邪魔者扱いされている訳ではないなら、会社が求める限り働くというのは社会的、経済的、精神的に十分ありだと思います。
私はそれらを放棄してでも自由を求めてセミリタイアしたのですが、誰からも求められない寂しさや心の隙間は感じますし、それは趣味や旅行で埋められるものでは無く、心のバランスを取るのに苦労します。
どちらの生き方もメリットデメリットがあり、どちらを選んでも100%の正解は無いんじゃないでしょうか?
冷静に仕事について話を聞いてみると、私が仕事に対して感じていたようなつまらないという感じが弱い人が多い印象です。と言っても、面白いまではいかないで、「嫌じゃない」という表現が一番当てはまる印象です。
削除まあ、それだったら無理に仕事を辞める必要はないよな...というのが結論なんだと思います。