セミリタイア者が住みやすい町とは?
私自身、帰ることのできる故郷がある人間ではありません。
そんなわけで、基本的にどこに住むのも自由です。
私はセミリタイアするにあたって、
色々な町で物件巡りを致しましたが、
結局のところ、家賃が2万円程度安い物件に引越をしました。
場所的にはより都心に近いところに転居したのですが、
築年数は相当古くなり、スペース的にも狭い物件になりました。
住居予算に限りがあるので、結局何を取って何を捨てるか?
という考え方になるかと思います。
今回は自分がセミリタイアするにあたって重視した
住環境についてまとめてみたいと思います。
① 都心に近いということ
私が第一に重視したのが都心へのアクセス。
友人との飲み会・会合などは都内中心繁華街で行われることがほとんどなので、
そこへのアクセスは重視しました。
あまり遠くに住むと、出かけるのが億劫になり、
社会的に必要以上に孤立することになるのでは?と考えました。
また、大型書店、大型家電量販店といった場所は自分の趣味としても重要です。
特に、池袋のジュンク堂や神保町の三省堂はセミリタイア後も定期的に通っており、
本の品揃えはやはり地方の大型書店とは大きく異なるので、
これらの店に気軽に通えなくなるのはやはり避けようと思いました。
② 物価の安さ
例えば、下見に行った某千葉県の海沿いの町では、
魚・野菜は冗談のように安かったですが、
日用品・加工食品・お菓子類は逆に結構高かったです。
近隣にスーパーが一つしかないところなどは、
競争原理が働かないからか、田舎の方がむしろ高かったりします。
都内の住宅地ですと、スーパーが複数乱立しているので、
総合的にみると物価は決して高くない、むしろ安いかな?と考えました。
もちろん、本当に「都心」に行けば、物価が跳ね上がります。
③ 町の利便性
サラリーマン時代に比べれば、セミリタイア後は、
家にいる時間もさることながら、住んでいる町にいることも多いので、
周辺住環境の重要性が増します。
自分が重要視した周辺環境は以下の通りです。
近くにないと困るもの
・スポーツクラブ
・図書館
・スーパー (複数)
当初は、「安い定食屋」というのもポイントでしたが、
セミリタイア後は、当初想定よりはるかに自炊の確率が増えましたので、
重要性はダウンしました。
④ 住環境そのものは多少軽視
一方、住環境そのものは多少目をつぶる部分はありました。
例えば、浴室。
セミリタイア後はスポーツクラブの風呂がメインになるので、
極端に言えば湯船はいらないな、と考えた結果、
引越先の風呂は相当狭くなりました。
また、図書館をフル活用する前提であれば、
書斎スペースも狭くて問題ありません。
また、セミリタイアにあたり「断捨離」を実行。
衣類や書物を整理した結果、荷物が大幅に減少しました。
結果、収納スペースも狭くて済むようになりました。
そんなわけで、前より狭い部屋への引越を敢行しました。
やはり家賃の違いはでかい
とは言うものの、やはり都内と郊外では家賃の差は大きい!
多少の生活費云々は家賃差でとんでしまいます。
なので、今のところ、都内に住んでいるのは「暫定」という位置づけです。
セミリタイア生活が落ち着き、軌道にのった時点で改めて、
都内で高い家賃を払う価値があるかを再考したいと思います。
また、何らかの理由でセミリタイア資金がタイトになった場合は、
地方へ引っ越すことに何ら抵抗はありません。
実は、この「家賃差分だけは生活費がいつでも削れる」というのは、
気分的には少々余裕が持てる部分だったりします。
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