土下座強要も…客からの迷惑行為、7割超が経験
嫌なニュースを見ました。
スーパーや百貨店などの従業員を対象のアンケートで、
7割以上が悪質なクレームなどの迷惑行為を経験したと回答し、
悪質なものは「土下座強要」「暴行」とのことです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171117-OYT1T50057.html
「ふざけんな!」と怒りが湧いてくる記事です。
自分が最初に転職を決意したのも、「個人顧客」からのクレームが一因ですので、
この問題が構造的に困難であることは理解できます。
株主総会でクビにするぞ!
「お客様は神様、いやそれ以上!」という認識の個人顧客は
ある一定数確実に存在します。
私が個人営業時代の担当顧客は95%以上は確実に良い人でしたが、
残りは「?」という人でしたね。
ある時は、とある顧客に粗品が少ない!とキレられて、
「オレはおまえんとこの株主だ。株主総会で言ってクビにするぞ!」
と言われたことがあります。
株主総会で、
「粗品が少ないからこいつをクビにしろ!」
と言う度胸が本当にあるならむしろ言ってもらいたいくらいですが、
一応顧客なのでなだめるのが大変でした。
この事件だけのことではないですが、
転職するにあたって、絶対に個人相手の仕事だけはやめようと誓いました。
個人顧客に無茶な文句を言われても、有効な対抗策はないと思ったからです。
(そもそも好きで個人営業をやっていたわけではないですが。。。)
モンスター顧客に有効な対抗策はあるのか?
上記の記事でも、
同労組 (UAゼンセン) は16日、実態調査の実施や抑止策などを求め、
加藤厚生労働相宛てに要請書を提出した
とありましたが、このことは、この問題が既に私企業で
手に負える問題でないことを物語っています。
法人 VS 法人では下請法などの法整備が一応あるにはありますが、
「モンスター顧客」に対しては有効な法的手段がないのが現状かと思います。
土下座強要など極端なケースが逮捕などにつながるのがせいぜいで、
大部分は泣き寝入りかと思います。
これについては、早急に何らかの法整備・ガイドラインの制定が急務かと思います。
そうでないと、日本のサラリーマンはますます不幸になります。
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