2017年11月9日木曜日

三越伊勢丹の破格のリストラで思ったこと

バブル入社組に破格の早期退職金

DIAMOND online で「三越伊勢丹が猛烈リストラ、バブル入社組に破格の早期退職金も」
http://diamond.jp/articles/-/147202 という記事を読みました。

バブル入社組と言うことはほぼ私と同世代になりますね。
記事によれば、最も退職金を貰える部長級の人物は
合計で7,000万円くらい貰えるとのこと。

私なら0.1秒で退職を決意するところですが、どのくらいの方が手を挙げるのでしょうか?

記事にも

「あまり早期退職制度を充実させると、引く手あまたの有能な幹部から辞めてしまう」(百貨店業界関係者)

という懸念が紹介されています。

それでも辞めない人が多い?

それでも多くの人が辞めない理由を自分なりに考えてみると以下の通りです。

① 最終的には定年まで勤めた方が稼げる
② 三越伊勢丹の社員である、ということに対するプライド
③ 辞めてからやることが思い浮かばない

自分のようにセミリタイアを考えている人間が、
せっせとセミリタイア資金を貯めるべく貯金に勤しんでいたら、
いきなり辞めたら5,000万円の割増退職金を払うよ!
と言われたら小躍りしてしまいますが、そんな人はいても極少数でしょうね。

それよりも、退職することによる金銭的な不安が大きいでしょうかね?
また、転職しても、転職先では給与も下がるだろうし、
なによりも、三越伊勢丹ほどのブランドの会社に入るのは困難かな?
と考えることは想像できます。

辞めるタイプの人

私が最初に勤めた会社でも早期退職者を募集したことがあります。
当時としては破格の条件だったと記憶していますが、
結局手を挙げた人は少数だったと聞いています。

そんな中、自分が過去お世話になった方が手を挙げましたが、
色々聞いた話では以下の理由のようです。

① 元々、家がお金持ちである
② 元々、定年後はファミリー企業に入ることが既定路線だった
③ 会社ではエリートコースというわけではなかった

その方の家にも行ったことがあるのですが、
一言で言えばサラリーマンの給料で買える家ではなかったという印象です。

要するに、元々いつ辞めてもいいような人しか手を挙げなかったという話です。

今回のケースでも、このリストラ策がいい方向に行くのかどうか?
ちょっと不安に感じたニュースでした。


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