2017年11月24日金曜日

セミリタイア者は家を買うべきか?

なぜ日本人は賃貸自由主義より35年ローン地獄を選ぶのか

NESポストセブンの記事で、ある意味挑発的なタイトルの記事がありました。

筆者は、今後住宅価格が下落するのに、35年ものローンを組んで
家を買うリスクを負うべきでない!と一刀両断にします。

https://www.news-postseven.com/archives/20171123_631587.html?PAGE=1#container

基本的には筆者の主張に同意致しますが、
マイホームを買う人すべてが35年のローンを組むわけでもなく、
500万円以下といったマンションをキャッシュで購入する、
といったケースもあることは頭に入れる必要があるかと思います。

私がマンションを買わない理由

私は今のところ格安マンションも含めて、
居住用不動産を購入するつもりはありません。
今回は私なりの理由を述べてみたいと思います。

① 隣人リスク

マンションを購入したはいいが、隣人がうるさい!
逆に、隣人がこちらの些細な物音にすぐ文句を言ってくる!
というケースで、賃貸だったら最悪引っ越せばいいですが、
マンション購入の場合はそういうわけにはいきません。

② 人生の最晩年でマンション建替に遭遇リスク

終の棲家として購入したマンションでも、
人生の最晩年期に「建替」の話がでる可能性があります。
そうなりますと、何かと面倒です。

③ マンションも無料では住めない

マンションには「管理費、修繕積立金」が掛かりますので、
マンションを買えば安心!というわけではありません。
大手不動産サイトのSUUMOによれば、
管理費+修繕積立金の平均は月々2万1535円とのことです。
5万円程度で住める物件が多数あることを考えると、
この辺りは考慮する必要ありと思います。

また、大規模修繕が必要になったが、修繕積立金が足りない!
というリスクもマンション購入にはあります。

といったところが主要な理由になります。

経済的に得か損かの議論は、前提によってどうとでも変わりますので、
あまり重視していません。

お金が無くなったら安いところに引っ越します

私はセミリタイアするにあたり、やや都心よりに引越をしました。
理由は都心部に近い都内はやはり便利だからです。
セミリタイア後は基本的には自宅及びその近辺にいますので、
どこに住むかはサラリーマン時代より重要かと思います。
その代わりに、家の広さと設備については妥協致しました。

何らかの理由で、セミリタイア資金が足りなくなった場合、
田舎へ引っ越す準備(心構え)はできています。

そういった機動性を考えると、賃貸で気楽に暮らすという
ライフスタイルが自分には向いている気がしますね。

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2 件のコメント:

  1. 私も賃貸の方がいいと思いますね。理由は記事の通りです。
    価値が年数ごとに低下していく不動産は定期的に場所を移す方がリスクが少なく、設備なども良くなっていくだろから賃貸の方がいいですね。

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  2. コメントありがとうございます。ご指摘の通り、設備面も重要ですね。

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