2017年11月12日日曜日

迷っているならすぐにセミリタイアしよう!とは言えない理由

迷っているならセミリタイア?

セミリタイア系ブログで良く目にする言葉に、

「迷っているならすぐにセミリタイアしよう!」

という言葉があります。

個人的には、セミリタイアを後押ししてもらった言葉でもあり、
ある程度の資産をお持ちの方には基本的には当てはまると思います。

しかしながら、自分がこの言葉を言うのには若干のためらいがあります。
それは、サラリーマンに戻るリスクがある場合があるからです。

サラリーマンに戻るリスク

お金が足りなくなる、やっぱり仕事していないと不安になった、
等々の理由で再びサラリーマンに戻る場合、
以前のポジション・収入に戻ることは困難かと思います。

セミリタイア後にサラリーマンに戻るということは、無職期間があるということ。
日本の会社では大きなディスアドバンテージです。

復帰先の仕事は前よりランクが落ちるでしょう。
例えば、課長クラスで会社を辞めても会社員に復帰したら平社員、
これでは以前のサラリーマン生活よりひどい話になります。

そのリスクが取れるか?という葛藤です。

正直、年下の若造にバカ呼ばわりされるかもしれない、
などと言う生活にはとても耐えられません。

とりあえず60歳までは逃げきれる!

そんな自分がセミリタイアという決断をしたは、

60歳までは逃げ切れる!

という確信が持てたからです。

サラリーマンを継続すれば、60歳までは100%ストレスフルな毎日が待っています。
(これは絶対的な自信&確信があります!)

一方、セミリタイアをした場合、60歳までは相当楽しく過ごせます。
(これは相当な自信&確信があります。)

「60歳過ぎに困窮するかもしれないリスク」+「60歳まで楽しく過ごせる可能性」



「60歳まで確実にストレスあふれる生活を送る」

とを比較した場合に、この程度のリスクはとれるな!
そう判断したわけです。

資金が尽きる場合でも、60歳になったら瞬間お金を無くなるわけではありません。
その前に対策は打てるハズ!とここは楽観的に考えました。

リスク許容度というのは各人異なるでしょうが、
セミリタイアに必要な資金を

「一生確実に安泰な資金」

と一段階で考えると、「生涯現役」なんてことになりかねませんので、
どこかで割り切りが必要かと思います。
(何歳まで生きるか?年金制度がどうなってる?インフレは?
 など不確定ファクターが多すぎるのです)

自分は60歳というのを一区切りにしましたが、
このラインをどこに引くかは難しい問題ですね。

ちなみに、「サラリーマンに戻りたくなるリスク」というのは一切考慮してません。
そんなわけはない!ここは確実です。


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