2017年11月6日月曜日

ケチと倹約の違い

倹約法を教えたらケチ呼ばわりされた

ずいぶん前の話ですが、会社の人と話しをしていて、
「本を安く買いたいがどうしたらいい?」という話になった時に、
「図書券を金券ショップで購入して、図書券はおつりがでるので、
本を一冊ずつ購入してなるべく多くおつりを貰った方がいい。」
ということを説明しました。

そしたらその先輩女子は、

「男でそこまでするのは嫌だわ~」

と、まるで人の事をドケチ大王のように言ってきました。

聞かれたから親切にアドバイスをしたらドケチ呼ばわり!
この事件以来、倹約方法について話をするのは相当慎重になりました。

倹約とケチの違い

節約とケチの違いはかなり曖昧な部分もありますが、
自分は例えばこういうことではないか?と思っています。

・のどが渇いて水を飲みたいとき

ケチ: 何も飲まずに我慢

普通: 近くのコンビニや自動販売機で水を買う

節約: なるべく安いお店で水を買うよう努力する

まあ、簡単に言えば、必要なものを買わないのがケチ、
必要なものをなるべく安く買おうとするのが倹約
と言ったところでしょう。

上述の例でいえば、本を買わないのがケチで、
図書券で本を買うのは倹約なのです。
変な言いがかり?は止めてもらいたいものです。

ランチに一緒に行かないのはケチ?

サラリーマン時代には、ランチに一緒に行かないのはけしからん!
という風潮があった時がありました。

節約して弁当にしたい同僚は、

「昼食手当を払っているんだから一緒にランチに来い!
 昼食ぐらいはけち臭いことをするな!」

という何となくもっともそうだけど、かなりめちゃくちゃな理屈で
無理やり昼食に付き合わされていました。

こういう上司にあたると強制的にランチに付き合わされるわけですが、
そうでもなければ、ランチなんかに付き合う必要はないのです。

ケチと呼ばれても気にしない

自分にとって、セミリタイア資金を貯める上で最も大事なことは倹約でした。
無駄な出費の積み重ねはセミリタイアが遠のくことを意味します。

同じ会社の人間なんて、会社を辞めたらごく一部の人を除けば、
もう二度と会うことはありません。

そんな人達にどう思われようが、結局のところ知ったことではありません。
まして、ケチ程度のことであれば、好きなだけ思ってくれ!と言えます。

それよりも、マイペースで出費をコントロールすることのほうがはるかに重要である、
ということは経験上間違いなく言えます。

ある意味世間から隔絶しているセミリタイア生活では、
その倹約意識というのは引き続き有効ですね。

セミリタイア生活が成功するであろう!という確信は、
出費をコントロールできる自信から来ている部分もあるからです。


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