人生に必要な100の言葉
斎藤茂太先生の「人生に必要な100の言葉」という本を読んでみました。
見開き2ページで一話完結のこの本は、
自分に関係のありそうなパートをパラパラ読むことができるので、
ちょっとした合間の読書に最適な本です。
のめり込めるものがあれば、うつは逃げていく
特に共感するパートですが、
24 「のめり込めるものがあれば、うつは逃げていく」
ですね。
筆者は何度かうつ病になりかけたそうですが、
" それでも、私が一度もうつにならなかったのは、
「本心でのめり込める好きなもの」があったからです。
これは、私の「揺るぎない確信」のひとつです。"(p60)
と述べています。
私のサラリーマン時代の同僚はうつ病で辞めていますので、自分
もうつ病になってもおかしくない労働環境だったと思います。
自分がうつ病にならなかった理由の一つが、
「少なくとも夏休みと年末年始には海外旅行に行ける」
というものでした。
「旅行は行っているときより計画している時のが楽しい」という人がいますが、
自分はそこまでいかないまでも、旅程を考えるだけで相当な気分転換になっていました。
特に、年末年始の航空券が高い時期に、いかに安く旅行に行くか?
ということを考えるのはまさに腕の見せ所で、
新しいルートなど思いつくだけでも爽快感がありました。
仕事中にExcelで作成した旅程表をこっそり見るのが、
自分の最高の気分転換だったことを思い出します。
まさに本書が述べている趣旨と一緒かな?と思います。
とは言っても、うつ病にならない一番いい方法は、
そのような環境からエスケープすることですね。
どんなに好きな事があっても、それを忘れてしまうほど仕事が
忙しくてしんどかったらどうなっていたか?
そう考えると自分の場合は、セミリタイアへ逃げられただけでも
ラッキーだったのかもしれません。
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