2018年12月7日金曜日

「中途退職社員の復帰歓迎」に思う事

パナソニックで中途退職社員の復帰歓迎の動き

Panasonicに関する以下の記事を興味深く読みました。

パナ、中途退職社員の復帰歓迎「わが社に熟知」

パナソニックは6日、かつて同社を中途退職した人材について、
退職理由にかかわらず、積極的に再雇用する方針を明らかにした。
「パナソニックのことも知りながら、他社の経験もある」
(人事担当者)点をメリットと捉え、
現在は年間数十人程度の受け入れにとどまる“出戻り社員”の採用を増やす。
(引用元: https://www.sankei.com/west/news/181206/wst1812060025-n1.html )

この記事を読んで、ちょうど1年前くらいに
同じトピックスで記事を書いたことを思い出しました。

辞めた会社に転職する出戻りが増えているそうですが。。

当時は会社を辞めてから半年も経っていなかったので、
「辞めた会社に戻るなんて冗談じゃない!」
というトーンで文章を書きました。

あれから1年の月日が経過して、サラリーマンに戻りたくない
という気持ちはより強くなっています。
なので、辞めた会社に戻る気など全くないのですが、
「万が一」サラリーマンに戻らざるを得ない状況が発生した場合には、
前職へ戻れるなら戻った方が良いケースもあるな、
と思いました。
その辺で思いついたことを書いてみたいと思います。

① 退職の原因となった上司が既にいない場合

Panasonicでは育児や介護といったやむをえない事情で
辞めた方を再雇用する制度は既にあるとのこと。

ただ、私の先輩女子社員では表向きは育児を理由に辞めたのですが、
実際は上司が嫌いで辞めたなんて人もいます。

退職の原因で「上司が嫌で辞めた」というケースは多いと思います。
そんな上司が定年になったり役職定年になって、
100%自分の上司になる確率がないなら再就職もありかもしれません。

中途退職後の採用であれば、実際に上司になる方を昔から知っていて、
「あの人ならいいか」というケースもあるでしょう。

そうなると、全く知らない会社に入るよりは、
変なことになる確率はむしろ少ないかもしれません。

② 部署など希望が通る確率が高い

会社側から「復帰歓迎」ということは、
自分の意志に反する地方転勤や部署異動などのリスクも少ないでしょう。

実際に海外転勤の辞令が出て辞めたという人もいて
(断ったら冷や飯を食わされるのが確実なので辞めた)、
そういった方の中で転職先ではあまり厚遇されなかったなんて人は、
部署によっては戻りたいなんてケースはあるでしょうね。

でも辞めた会社に戻るのは心情的には無理

今は人手不足ですから働く側の意見が通りやすい環境かもしれませんが、
パナソニックなんてちょっと前に大リストラやった会社ですからね。
状況が変われば再び中途退職せざるを得ないなんてこともあるでしょう。

個人的なことを言わせてもらえば、
理論的には辞めた会社に戻ったほうが良いとなっても、
心情的にはやっぱり戻らないと思いますね。
やっぱり、嫌で辞めた会社ですからね。

転職した先が思ったより良くなかったというケースだと、
前職が懐かしいなんて思うかもしれませんが、
戻ってうまくいくかというとそうでもないような気がします。
会社を辞めたくて辞めたという直感はそれなりに正しいでしょうから、
戻ったらまたイヤになる確率は結構高いと思いますよ。

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2 件のコメント:

  1. 上司との関係もうまくやる人はうまくやるという事は結局自分の対人対応能力の問題もあるんだろうと思うので、どこ行ってもダメの可能性も否定できないしなあ

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    1. 誰ともうまくできないという人は一定数いるでしょうね。

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