給与を上げてもらえない5つのタイプ
私がセミリタイアした理由は多岐に渡りますが、
その内の一つが「給与が上がらなかった」ということがあります。
「給与が上がらない」という事の持つ意味は、
単純に入ってくるお金が増えないということ以上に、
「会社に評価されていない」というファクターが大きいです。
「自分を評価してくれない会社で一生働きたいか?」と問われれば、
多くのは人はNO!と答えるのではないでしょうか?
そんなわけで、未だに下記のような昇給関係のトピックスには
敏感に反応してしまいます。
こんな社員に昇給は無理 5つの間違った交渉例
(引用元: https://forbesjapan.com/articles/detail/24308 以下引用青字)
記事によれば、"給与を上げてもらえない5つのタイプ" は
以下の5つのタイプとのこと。
・はっきりしない
・「昇給しなければ辞める」
・恨みたらたら
・ひねくれ屋
・うそつき
私が個人的に一番気になったのはこちらですね。
・「昇給しなければ辞める」
ある朝目覚め、今日こそ上司と話そうと決心する。
自分には大学に通う子どもが2人いて、住宅や車のローン支払いもあり、
もっとお金が必要だ。会社で上司に対し、
「給与が上がらないなら辞めてやる」という態度で対峙(たいじ)する。
人事部はその日、この社員の後任を探し始める。
彼は確かに退職する羽目になった。
この記事を書いたのは、Gary Burnisonという
コンサルティングファームのCEOなので、
日系企業にそのまま当てはめることはできないでしょうが、
上記の記事のケースでは
「お前の代わりなんかいくらでもいるのに昇給とか馬鹿なこと言うな!」
というケースかと思います。
ただ、エース級の社員で代わりがいないような人なら状況は違うでしょうね。
また、今や人手不足時代ですから、エースじゃなくても、
そこそこの評価を受けている人ならそれなりの交渉の余地はあるのでは?
なんてことを思いました。
上司はあなたの給与についてそこまで考えていない
私がこの手の記事を読んで感じる違和感というものは、
「人事評価に対する上司の判断は正しい」
という暗黙の前提に成り立っていることですね。
先日のM1グランプリの審査だってネット上では異論が続出しているわけで、
絶対的に正しい評価なんてそもそも存在しないんじゃないかと思います。
そんなわけで、私のケースで言えば、
評価が低いからと言って一所懸命にアピールをすることはせずに、
「あっ、そうですか、じゃあ辞めます!」
という感じでしたね。
大体文句言ったって給与なんか上がりませんからね。
上記の記事は外国の企業の話ということもあり、
あまり共感するところはないのですが、
次の一文だけは非常に共感致しました。
"そういった人は、上司がケチだから賃金が上がらないのだと考えている。
実際には、上司はあなたの給与についてそこまで考えていない。"
この視点は私には抜けていましたね。
そりゃそうですね。
部下の給与でいちいち悩んでいたら身体が持たんでしょう。
これを聞いて、猶更会社を辞めて正解だったと思いましたね。
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