先日、私がセミリタイアをしたことを知っている知人との会話で
「仕事しないと老けるよ！」
なんてことを言われました。
話の発端は最近の株安です。
私も資産の一部を株式に投資している関係で、
最近の株安の影響で資産が減少しています。
そんなわけで
「このまま株が下がり続けたらまた働ければいけないね！」
なんてことを冗談めいて言ったら、
「いや、株なんか関係なしに働いた方が良いよ！
私の知っている人も仕事辞めたとたん老けちゃってさ。」
なんてことを言われたわけです。
その方の知人は定年後に田舎へ引っ越したそうですが、
半年後に会ったら見る影もなく老けていたそうです。
仕事しないと老けるパターンとは？
しかし話をよく聞いてみると、私の置かれている状況とは相当違います。
何が違うかをまとめてみると以下の通りです。
① 仕事は定年退職で辞めた
② 仕事を辞めてすぐに田舎に転居した
①について言えば、「定年で辞めた」というのは、
働きたくてもこれ以上は働けないという状況で、
自分の意志で辞めたわけではありません。
私の場合は別にクビになったわけでもなく、
自分で勝手に会社を辞めたわけですから、
そこは全く異なります。
一般的なセミリタイアに関する情報はまだまだ少ないので、
私も定年退職者の情報を参考にすることもありますが、
この前提の相違（自分の意志で仕事を辞めたか年齢によって辞めさせられたか）
を読み替えないと自分に当てはまらないことが多いです。
②の田舎への転居についても①同様、自分の意志ではないようです。
定年後は実家のある地方都市へ戻ることが既定路線だったとのこと。
実はこのまま東京にいたかったらしいですけどね。
セミリタイア者の中には会社を辞めてから田舎へ引っ越す方も多いですが、
あくまでも自分の意志ですからね。
この方のように嫌々田舎へ行くわけではないのです。
「セミリタイア者は老ける速度が遅い」と思う
上記の方については、色々な御事情で定年後に
地元に戻るという状況はお気の毒な部分もありますが、
やはり一番の問題は「準備不足」ではないかと思います。
定年も転居も突然来たわけではないですからね。
それなりの手を打つ時間はあったはずだと思います。
一方、セミリタイア者たる私は、
10年以上の歳月をかけてセミリタイア生活の準備をしてきたので、
流石に1年ちょっとで生活が破綻するということは今のところはないですし、
体調は明らかにサラリーマン生活より良くなっています。
むしろ、サラリーマン生活はストレスと我慢の連続だったわけで、
あのままの生活を続けていた方がはるかに老ける速度は速かったんじゃないの？
というのが本音ですね。
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おそらく家でなにもすることが無い人は老けてしまうのではと思う。
返信削除家事とか運動とかやってる人はかえって若返ると思う。
定年後に何もしていない人は結構多いですね。
削除そういう人が呼んでもいないのに、
会社に来たりして困ったことがあります。