異なる職種の上司にあたると不幸?
昨日は「間接部門はリストラのターゲットになりやすい」
という内容を述べたのですが、
そもそも間接部門の人は評価をされにくいケースがあります。
その典型とも言って良いパターンというのが、
上司が営業や技術だったりする場合です。
経理部や総務部というまとまったユニットですと、
上司も部下も皆その道の専門家であることがほとんどですが、
子会社や事業部へ出向扱いになる場合、
上司が子会社社長だったり事業部長だったりします。
彼らは管理部門の仕事に対する知識・理解がないケースも多く、
その場合は非常に不幸な事態を招きます。
経理をなめている技術者の上司
私のメーカー勤務時代の上司で技術出身の人がいましたが、
この方は経理職に対する理解がなかったですね。
決算なんか、ボタン一つ押せばで数字が出てくると思っているらしく、
決算日の翌日の昼頃に「決算の数字は出たか?」
などと電話してきたときは唖然としました。
決算は経理部門で一番忙しい時期であり、
1週間程は毎日終電の日々が続くわけであって、
半日やそこらでは、決算業務は始まってもいないという感じです。
そこらへんをまるで理解しておらず、
とにかく数字を早く出せしか言わないので、
非常に困りました。
間接部門への評価も低くなる
そうなりますと経理や総務へ対する評価も当然低くなります。
例えば、私自身がかなり難易度の高い会計処理の変更などを苦労してやっても、
そんなの出来て当然と思って貰えるだけでもラッキーで、
そもそも難易度が高いか低いかもわからないので、
評価などにはつながりません。
むしろそういった処理は時間が非常にかかるので、
上記の決算に絡んで言えば、
数字が出てくるのが遅れたことによりマイナス評価にすらつながります。
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