2020年11月22日日曜日

バブルでもボーナス微増の公務員、不景気でボーナス微減はそれなりに合理的

公務員ボーナス微減に怒る人達


民間企業ではボーナスがゼロなんてところもあるのに、
公務員のボーナスがちょっとしか減らない事に怒っている人がいます。

ただし、公務員と一口に言っても、
医療系や警察系など、コロナ禍で仕事の負担が激増した人もいて、
あんなに仕事が大変になったのに収入減るのか!
などというケースもあるので、
ボーナス微減はケシカランなどとは一概には言えないのでは?

そんな話を見ていたら、何故か真逆のケース、
すなわち1990年頃のバブル時代を思い出してしまいました。

好景気でもボーナスが増えない公務員


1990年初頭と言えばバブルの真っ只中でした。
私が社会人として働き始めたのもこの頃です。

民間企業はイケイケどんどんと言った雰囲気で、
ボーナスもガンガン増えている時代でした。

しかしこの頃でも、公務員のボーナスが激増したなどいう話はなく、
この時期に公務員になった友人のF君などは、
「欲のないヤツ」と一部でバカにされていました。

しかし、バブル崩壊で一転「勝ち組」になったF君、
「オレはこれを読んでいた!」
という発言は嘘くさいですが、
堅実路線が勝利したという部分はあるでしょうね。

公務員全般への批判は間違い


民間の一部企業で賞与が減ったから公務員の賞与も減らなきゃおかしい!
というのであれば、
民間のボーナスが倍になったから公務員も倍にしなきゃおかしい!
という理屈も成り立ちますが、
このような議論はあまり聞いたことはありません。

明らかに仕事をしていない公務員を個別に批判するのは良いとしても、
公務員全般の批判はちょっと違う気がしますね。


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